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劇団限界集落の人たち 西田公城

 みなさんごきげんよう、劇団限界集落です。

 私たちは、宝塚歌劇団ゆかりの地、浜松市天竜区春野町で旗揚げした住民有志の手づくり劇団です。

 劇団員は町内在住、在勤の、園児から70代までの老若男女。今回は、そんな劇団限界集落のメンバーを紹介します。

 第5回目は、西田公城(にしだまさき)です。

***

Q.「どのようにして、劇団限界集落と出会ったのか?」

 劇団「限界集落」の第一回公演を観に行き、みんなの迫真の演技、歌に度肝を抜かれました。それから陰ながら応援していたのですが、まさか自分が次の公演に出るとは夢にも思っていなかったです(笑)

Q.「なぜ、参加してみようと思ったのか」

 劇団限界集落の副代表の進藤さんからお誘いを受けた時に直感でオッケイでしたが正直なところ迷いました。

 迷う時ってやらない方がいい理由を一生懸命集めてくるんですよね(笑)

 しかし劇団に入ったあとの未来ビジョンを想像してみたんです。

 そしたらそれは「やってよかった!!」としか思えてないなと思ったんです(笑)

 元々歌うことも好きですし何か自分を表現したいと思っていたからもうここはムダな抵抗はやめようと。

 いつからか自分はサーファーのように来た波に乗っているような人生だなと思うようになったので、自分の元にやって来た大きな波に乗っかろうと思ったんです。

Q.「あなたにとって演劇・舞台・音楽とは?」

 私は自分の気持ちを言葉に表すのが苦手ですが、演劇、舞台、音楽はそれを素直に出せる良い機会だと思っています。

 演劇の中では自分以外の人間になるわけですが、普段の自分ならしないようなことや許してない部分を表現したりします。

 なのでその人物だったらどうするのかを考えるのですが、それはつまり普段の自分だったらどうしてるのかも見えてきたりして奥が深いなと思いました。

 演劇や舞台というのは演じる方も観る方も、一旦自分の人生を脇に置いて、ただ感じることが出来る素晴らしい機会だと思っています。

 演劇を通して自分が置き忘れてしまった気持ちを想い出したり、過去に出せなかった想い、感情を出せたりするんです。なので演劇は自分自身をよく見る機会にもなり、とても夢中にさせてくれています。

 それから音楽はというと時に元気をもらったり癒しや安らぎを与えてくれたりして、「どんな人生も素晴らしい」「どんな私でも素晴らしい」と思えたりして本来の自分に戻るためのツールになっています。なので私にとって音楽はなくてはならないものですね。

Q.「あなたの地域(春野町)への想いは?」

 春野町に移住してもうすぐ4年ですが春野は自然豊かでここでの暮らしをとても気に入っています。

 私は妻とともに自宅近くで「はるの冒険遊び場」という子どもの自由な遊び場(プレーパーク)を運営しているのですが、遊び場を通して楽しく過ごすことで自然と子ども達や友人や仲間、地域の方々が集まってくるような場所になったらいいなと思っています。 

 劇団「限界集落」でも全く同じ想いを持っています。

(西田公城)

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 最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
 すみれの花咲く町、春野より愛をこめて。

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