ショッピングモールは潰れました

どうも、跋(ばつ)です。

「人生甘くないな。」大体の人が思ったことがあるんじゃないでしょうか。

「そんなこと思ったこともねえぜ!」

という方がもしかしたらいるかもしれませんが、そういう方々は、そんなこと考える暇もないのか、生きていれば儲け物だと思ってらっしゃるのか、どちらにせよ壮絶な人生を送ってらっしゃるのでしょうな。

「違うぜ!俺は生まれた時から眉目秀麗頭脳優秀スポーツ万能で金もあるから苦労なんてしたことないぜ!」

という方でしたら、一周回って天晴れです。

でも、人に「人生甘くないよ」なんてそうそう言えませんよね。
だってつまり「人生舐めてんじゃねえ」って言ってるわけだし、要するに「じゃあお前はどんな苦労してきたんだよ」って言われても仕方ないじゃないデスカ。(卑屈)

でも僕は言えますよ。3歳の頃にはもう人生の理不尽さを身をもって体感してましたからね!

〜回想〜

両親が不動産屋だかどこかに言ってる間に親戚のおばちゃんに預けられてショッピングモールに行ったときのことでした。トイレに行きたくなったのでおばちゃんに言ったら、「ここで(商品棚を)見てるから1人で行ってこい」とのこと。
はたして幼き跋少年(幼年?)は「幼稚園にも入ってない子供をすぐ近くとはいえ1人で行かせていいのかせめて入り口で待っているぐらいはしてくれてもいいんじゃないか」と思ったかどうかはさておき、用を済ませて戻ってきたら

おばちゃんがいません

ゲー!置いて帰られた!?
と思った跋少年は5分だか10分だか、果てしなく永遠かとも思える時間をおばちゃんを探して歩き回りました。そして涙目で元の場所に帰るとそこには腕組みしたおばちゃんが。

「あんた何しょうたんなら。わたしはずっとここいらにおったんじゃけど」

そうですか、でもね、幼児は目線が低いから

隣の棚に行かれるだけでどこに行ったかわかんなくなるんですよ!!!

3歳児ながらに理不尽さを噛み締めた日でありました。今でも顔を合わせるたびに「おのれ今日こそどうしてくれようか」とどうしてくれようもないことを考えるのです。悔しい思いをした出来事はいつまでも覚えてるものですね。

以上、人生は(理不尽なことなんていくらでもあるので)甘くないという話でした。

~宣伝~
劇団ダダン冬公演「オカシナヤツラ」
2月9日  (金)18:00~
2月10日(土)14:00~/18:00~
2月11日(日)13:00~/17:00~
会場:雑遊(新宿三丁目駅 徒歩1分)


役者と演出やってます!
次は……順番シャッフルしすぎて誰になるかわかんないや。

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