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今日もどこかで野遊びを…

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キャンプにおけるエッセンシャルを随筆でつづるキャンプレポート本編です
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2024年7月の記事一覧

【ソロキャンプ】久しぶりの蔵王坊平国設野営場

【ソロキャンプ】久しぶりの蔵王坊平国設野営場

正にこの週は雨雲の隙間だった。

ウィークデーはほぼどんよりな空で毎日どこかの時間帯で雨雲が通る日々。

天気が気分に与える影響は少なからずあって、どうにも鬱蒼とした毎日を過ごしていたのだが週末に確認した天気予報に見つけてしまったのが

予報上の雨雲の隙間

あぁ今週は気持ちの良いキャンプ日和をたっぷりと満喫できそうだ。

そんな希望的観測を絵に描いたような日月泊、久しぶりとなる蔵王エコーラインを

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キャンプによって構築された人間関係を大事に…

キャンプによって構築された人間関係を大事に…

趣味が高じてキャンプ中心の生活が長くなってくると、人間関係によるしがらみ…と言っても煩わしい類いのネガティブな所謂しがらみではなく、友情や愛情に近い、そう、親和とでも言おうか?

そのような関係を求め動いている自分に気付くようになった。

それは長年通った個人経営の居酒屋や定食屋の店主との付き合いに近いもの。

こと、キャンプの場合、季節と共に、その中身が変わるものであり当然行先も変わって行くのだ

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人生にキャンプがあって本当に良かった@御所の台オートキャンプ場

人生にキャンプがあって本当に良かった@御所の台オートキャンプ場

その日、小学4年のその少年は夏休みにもかかわらず憂鬱な気分を抱え、かつ戦々恐々としていた。

厳格な父からとある夏休みミッションを授かったのだ。

「秋田の○○さんの所に一人で行ってこい」

それがそのミッションだった。

もちろん一人旅など経験は皆無バスや鈍行列車ならともかく特急列車に一人で乗ったこともない少年は心底厄介な事になったなぁと頭を抱えていた。

確か怖い顔したタバコ臭い制服着た車掌さ

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