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リモートワーク支援・移動支援を何故やろうと思ったのか(ほぼ自己紹介)

まずは自己紹介 

 僕は中小企業診断士(屋号は城跡広場で事務所名称がnordlys)という仕事をやっていますが、診断士にはいろんなバックグラウンドを持っている人間がいて、それぞれ得意分野があります。金融機関出身だと当然お金周りの財務や会計に強く、小売出身は商店街や個店の支援が強い。IT出身になるとIT化支援となるし、営業出身はマーケティングが得意。他の士業とのダブルホルダーの人は、そちらの専門分野+経営コンサルティングなんて切り口もあります。だから中小企業診断士ができることはそれぞれの診断士によって大きく異なるってきますが、診断士同士は協力体制を組んでいるので、横のつながりで大抵のことはサポート可能だと思っています。(言い過ぎ?)

 で、僕は、自分のWebサイトで「リモートワーク、移働支援」というのを前面に出しています。というのも、2009年にTwitterをはじめ、ワイヤレス通信の実験イベント(モリーロバートソンがNTTと組んでやってたmolitter)やfacebookなどの初期のSNSを体験したのですが、その流れでコワーキングスペースを知りに比較的最初の方に出入りしてていたことが大きいです。当時(2011年ごろ)SNSやコワーキングスペースでで起こる化学変化に、これからの未来への期待と自分もそういう環境の中に身をおきたいという気持ちがあり、結局は自らの環境を変えよう、と資格取得を機に独立へ大きく舵を切りました。

コワーキングへ

 独立したときに何を自分の売りにするかと振り返ったときに、ITの経験はあったので、ここを活かしてコワーキング的な流れをもっと押し進めるたいのと、診断士がこの領域で支援することをあまり聞かない(どちらかといえば既存企業や大企業とのつながりのあるスタートアップなどの支援はある)ので「リモートワーク、移働支援」としました。ちなみに、「移働」って言葉は、日本で最初にコワーキングスペースを開いた神戸カフーツの伊藤さんが2018年ぐらいからやってい「移働の時代〜Beyond the Coworking」の中で提唱していた言葉に賛同して使っています。また、診断士は仕事柄客先へ行く事が多いので事務所を持たずコワーキングが適しているかなとも思っています。

地域づくりとの関わり

 もう一つのバックグランドは1997年に出会った「造景」という雑誌に刺激を受けてずっと取り組んでいる「地域」という視点。2000年代はつくばで水環境や景観に関わる地域活動をしながら、いろんな地域を自分の目で見てきました。ただ、ライフワーク的だったのでいつか仕事として、地域活用に関わりたいと思い漠然と「コンサルティング」という言葉が頭をよぎっていたことは何度かありました。(のちに診断士を取ることになった理由の一つ)
その流れで多摩へ越したのちの多摩シャルソンへつながったのだと思っています。僕自身、つくばや多摩に限らずがいろんな場所とつながりを持ちたいと考えているので拠点を増やしていきたいと思っています。

今後の展開

 「コワーキング」「地域」の二つは密接に関連していると思っています。結局好きで追ってきた事なのできっかけは異なっても結びつくのは当然ですね。
 拠点としての個性ある「場」(ハード)と、それらの場に来る人が行う「コワーキング」(ソフト)、そしてそれを結びつける「移働」(ネットワーク)。だから、リモートワーク、移働支援の中でこの二つを結びつける流れを推し進めるイメージがいまできつつあります。ちなみに、コワーキングはプログラムがないソフトである部分がとても重要だと思います。

最近読んだ本で人間とその他の動物の1番の違いは、人間はプログラムで動かないが動物はプログラム通りに動くというのがあった。

というわけで、リモートワーク・移働支援を前面に今後も診断士活動を展開していこうと思っています。

noteでは以下の3つについて展開していきたいと思っています。

・経営支援で役に立つ情報
・コワーキング・移働での取組などの情報
・僕が関わった身近な話(ノルウェーの話も少々)

と書いたところで、「コロナ」で「リモートワーク」への注目が急に・・・この話は別の機会で・・・

サポートいただけると嬉しいです。サポートいただいたお金は移働する資金に使わせていただきます。