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年度変わり

 いよいよ今日です3月が終わります。国の会計年度が4月始まりなので、明日から多くの物事が変わっていきますね。多くの企業様も組織人事的な部分は4月始まりかと思います。私の周りでも、人の異動のはなしが色々ときていました。(決算期は見ていると、設立ベースな会社が多いので3月でないことが多いですね)

 さて、先日の城跡広場ブログでは制度変更ことを書きました。当初大型制度変更だった、インボインス制度の導入が半年延期されたので、時間外労働に対する割増賃金の件が大きいところですね。(詳しくはそちらを見ていただければ)
 最近の流れを見ていると経営側にとっては、中小企業が大手企業と同等のレベルを求められ始めていて、それなりに対応をしていかなければならないものが多いように見受けられます。昭和のどんぶり勘定での経営はもう通用しなくなったとも言えますね。10月にはインボイス制度も始まりますし、経営の透明化がますます進んでいきますね。このようなところはITをうまく活用して進めてくのがポイントだとおもいます。

 このような制度変更は、事前に法案や予算案として国会や各種自治体の議会に提示されています。提示されてから実際に適用になるまでにそれなりに時間がかかるので、その辺りの情報を確認しておけば、急にこんな制度が来て困ったと言うことにはならずに済みます。ただ、日々事業を回している中で、こういった情報まで細かく見るのは現実的ではありませんよね。これをまとめて書かれているのが、国会の予算案や地方自治体の予算案です。これらはそういった情報の宝庫なので、時間がなくても、この辺りの情報をチェックしておくだけでも違います。あとは、我々診断士を頼っていただければ、最新情報に対するアンテナを常に貼っているので力になれると思います。

 なので、やはり政治の動きって大切なんですよね。実は、会社員時代は私はあまりこの辺りの話、気にしていませんでした。政治の話よりは会社の中の話の方が重要で、より生活に密着方の情報を優先してしまうのは仕方ないですよね。あと、例えば今回みたいに割増賃金の話なんかは、「あぁ、そう言うのが来るんだ、残業代もらえないし関係ないなぁ」(管理職だったので)程度。
 診断士になってからは、このような情報が経営者を支援する立場になると当然必要だし、視点も変わるので、今まで眠っていた頭を起こして色々考えるようになりますね。
 なんでもそうですが、人は自分事になって初めて気にするものです。

 ここまでの話は今の政治の動きを追う話でした。ただ、中には「これは違うよな〜、これはこまるよな〜」と言う話もありますよね。政治を決めているのは自分たちだったと言うことに、はたと気がつくわけです。
 先日、たまたま見かけた選挙に関係する動画で、年配の方々が今のままだいいのだから若者に選挙に行ってはいけないと言うことを訴えかけるものがありました。これ、その逆のことを訴えている動画なのですが、民主主義は数の理論が生きる制度なので、当然人口比率に応じた選挙結果になりがちです。かつ、年齢が高くなるほどマスの感覚を持つ人たちが増えるので、一般論で言えば日本は変わらないと言うことになります。ただ、これはあくまで一般論で、上の世代でも特に経営をやられている方々にはこれからを見据えた感覚をお持ちの方々が多くいます。また、最近メタバースを通して若い方々とも接する機会があるのですが、これからに対しての不安や希望を色々持っています。なので、そういった方々が政治を変える可能性はあるんだと思います。

なんて記事を書いたのも、春の統一地方選(東京は対象外ですが)が近づいてきたからです。さて、流れが変わるのか・・・

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