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「備忘録①」ヴェネツィア・ビエンナーレ2024

第60回ヴェネツィア・ビエンナーレについて。二年に一度催される現代美術の祭典です。おそらく最も世界に影響の大きな芸術祭で、これを知らない美術関係者はいないはずです。美術が好きなら一度は行くことをお勧めいたします。

こちらは120年も歴史があり、当時の感覚的に国別で競い合い、最優秀賞(金獅子賞)を決めるものです。そのため国別のパヴィリオンがあり、各国の代表作家が展示しているというもの。この仕組み自体は延々と批判されていますが、改められる気配はないです。

今回私が良かったと思う国別パヴィリオンはこちら

マストシー ドイツ館・デンマーク館
凄い    英国館・フランス館・スイス館・オーストラリア館
とてもいい 日本館・オーストリア館・セルビア館・チェコ館・レバノン館

ということでいくつかまとめていきます。

①ドイツ館

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