毎日誰かが誰かを訴えるハラスメント超加速時代。

ストレスが溜まるとネイルサロンに行く。爪をキレイにしたいのもあるけれど、どちらかというと長年自分のことを知ってくれているネイリストさんに違う業界だからこその話を聞いてもらいたいのがメイン。ま、男性がスナックのママさんに飲みながら愚痴を聞いてもらうのと似ているかもしれない。

さて、ある日のこと。まだ入社して2年未満の転職組のアラフォー男性が仕事のやり方を間違えて教育係の先輩に怒られていた。とはいえ、怒るというより強めの注意というレベル。

「どうして説明した通りにしてないの。昨日から頼んでる案件はもうできた?」

などなど。ま、怒るというより一般的なその事象に対する指摘といった感じだった。ところが翌日、彼は部長に先輩から厳しい叱責を受けて、心が傷つき、それにより頭痛がひどく会社に行けないと休んだのだ。その翌日も。またその翌日も。

同じ部署ではないけれど、客観的に見ても、彼は何一つ仕事出来ていなかったし、ただ注意されただけ。見事な絹ごし豆腐メンタル。花冷えの夜に湯豆腐にしたいくらいだ。

そこから彼のハラスメント訴えが週に数回起きるようになった。仕事が終わってない、注意される、上司に訴える、休むの無限ループ。

で、前述のネイルサロンでこの話を聞いてもらったところ。あの、、、私、今週その話を3回目聞いていますが、みなさん同じ会社ですか?と。

もちろんそんなわけないのだが、明らかにもうすでにこの話のあらすじは知っているという雰囲気なのだ。

その週に来られたお客様の話があまりにも似ていたので、あれ?みなさん同じ業界だったかな?と自分の耳を疑ったからとのこと。顧客情報はもちろん漏らしてはいけないので、ネイリストさんが詳細を語ることはないのだが、とにかく業界も職種も皆違うのに話す内容がアラフォー男子への失望だったらしい。

ぼーいずびーあんびしゃす。応援しております。

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