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【給油】

ファンヒーターの灯油タンクが空になったので給油することにした。タンクを引っこ抜いて勝手口の裏に置いてあるポリタンクのところにやって来た。

昔は手動でペッコンペッコンやった後にサイフォンの原理で灯油を流し込んでいくというポンプしかなかったが、今は電動式の物が主流になりつつある。

ウチも何年か前から電動式を使っている。手動式に較べるとやっぱり便利である。

吸い込む側のノズルをポリタンクに、出る方の側のノズルを灯油タンクの口に差し入れてポンプのスイッチを「ON」にする。すると、ウィ~ンといいながら灯油が吸い上げられていってタンクへと流れ込んでいく。

灯油が溢れ出ないように、灯油タンクのレベルゲージの窓を絶えず確認しながら給油していく。溢れ出し防止の自動ストッパーが付いていないポンプなのだ。

程々のところでスイッチを「OFF」にしてポンプを抜き取る訳なのだが、両方のノズルの端から灯油が垂れないようにパイプの中に残った灯油をシッカリと切ってやらなければならない。

両方のノズルが口から外れないようにギリギリのところまで引き上げてポンプをカタカタと振って灯油を切る。

ところが、この残った灯油が中々しぶとくて、暫くはノズルの端からポタポタと雫を垂らす・・・

かなり振ったからもういいだろうと思ってノズルを引っこ抜いたところ、両方の口から灯油がボタボタと流れ落ちるのである。

もう少しのあいだ振っとけばいいものを、待ち切れずにいっつも垂らしてしまう僕なのであった・・・トホホ


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