【ガジガジ孫娘】
仙台からやって来た1歳3ヶ月の孫娘は、ヨチヨチヨチヨチと、元気イッパイにそこらじゅうを歩き回る。
歩き回りながら、何かを見つけるとなんでも手に取る。そしてガジガジ齧る。
早速なにかを食べようとしているのを見た家内が声を上げた。
「あっ❗️●●ちゃんダメダメッ❗️」
手に持っているものは、セキセイインコ:ニコル君のケージにセットしてあったレタスであった。レタスを取り上げてホッ❗️としている間もなく、また家内が声をあげた。
「アッハッハッ❗️●●ちゃんダメダメッ❗️父さん見て見て❗️」
振り向くと、そこには、両手で大きな生の薩摩芋を持って、それを齧っている孫娘が立っていた。テーブルの上にあったのに、背伸びして手を伸ばして取ったようだ。
「ハハハッ❗️●●ちゃん、それは食べれませんよぉ~」
食欲旺盛な孫娘からは一瞬たりとも目が離せないのである。
「●●ちゃん薩摩芋たべたいの❓️母さんが直ぐに茹でてあげるね❗️」
側で見ていた娘が、母心いっぱいにそう言った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?