【ボーダレス社会】
家電量販店に〈ドライヤー〉と〈キッチン計り〉を買いに行った時である。
精算しようとレジに並んでいると、レジ横のテーブルに並べられている色々な雑貨物が目に入った。それらの雑貨物の中には、凡そ家電品とは関係の無い物まで含まれているのである。
特に目を引いたのが、「ウタマロ 」という、なんかエロっぽい名前が付いた〈石鹸〉であった。
今や、ドラッグストアで食品や酒を売るご時世なんだからもうなんでもありだとは言え、大型家電量販店で、遂に〈ウタマロ石鹸〉までもが売られるとは、何とも形容し難い時代になったものである。
昔から「餅は餅屋」と言われてきたが、今となっては「石鹸も家電屋」なのである。
〈規制緩和〉というまやかしの言葉で業種のボーダーラインを破壊し、資本を持った強者だけが金儲けをするようなグローバル化社会には、明確に反対をする訳である。
イカれたグローバル化は更に留まることを知らず、「LGBT理解増進法」などという、全く理解不可能な法律によって、男女のボーダーラインまでをも無くしてしまおうとしてみたり、今度は、「水稲稲作」がメタンガスを排出して地球温暖化に悪影響を与えているから止めろとか、国というボーダーラインを無視して、もう無茶苦茶なことを言い始めたのである。
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