鎌倉パスタのペペロンチーノ
鎌倉パスタは生パスタであることは、日本に生きる成人ならば誰もが知っている。
以前にもこちらで書いたが、生パスタはペペロンチーノとは正直相性がいいとは言い難い。
麺のコシが足りない、オリーブオイルが絡みすぎて口の中がもったりしてしまうというのが原因かと思う。
しかし鎌田パスタのペペロンチーノはその問題点を見事に克服している。
鎌ペペはそのペペロンチーノのオイリーな部分をうまく削ぎ落とし、和風のペペロンチーノスープに浸されているようなあっさりとした味わいなのだ。誤解を恐れずいうならば、とてもさっぱりとしていてまるでお茶漬けのような感覚でもある。
生麺もモチモチというより、やや硬めの仕上がり。そしてニンニク感や辛味を極力抑えた非常に食べやすいペペロンチーノである。
コッテリが好きでない方や、女性でもサラリとにおいをきにせず食べられるペペロンチーノ。合コンの前にどうしてもペペロンチーノが食べたくなったら行くべきパスタ屋。それが鎌倉パスタのペペロンチーノなのだ。
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