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オンライン時代により重要になる働き方の秘訣はこれ

WFHですか?僕は家じゃ仕事にならないので細心の注意を払って家と職場を往復するだけの人生を送っておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。きっと、多少なりともオンラインでの仕事が増えたという人が多いのではないかと思います。今回はそんな、顔を合わせない仕事のスタイルで如何にスピードを落とさずに仕事をしていくかというお話です。

仕事が遅い人が更に遅くなるのがオンライン時代

仕事が遅い人の特徴の一つとして挙げられるのが「完璧主義」です(異論は認めます、個人の見解です)。

自分の中で一段落していないとオープンにしないスタイルの人、周りにいませんか。職場で顔を合わせているときであれば、そういえばあれどうなってる?と顔をみて思い出すものですが、顔を合わせなくなった途端にそういった気を使ったコミュニケーションが激減します。そうすると何が起きるかといえば明白で、端的に言えば仕事が進まないんですね。最悪間に合わないということになります。

オンライン時代にチームで協力してスピードを上げるには

せっかく必要に迫られてオンラインでの仕事が増えているのに、それに対応した働き方をしないと効率が上がるわけが有りません。それってどういう仕事のやりかたでしょうか。私自身は一つ答えを持っていて、それは

1作った段階でチームに共有する

というやり方です。

具体的に言うと、何かのプレゼンのための資料を作る必要があった場合は、Googleスライドなんかで表紙を作った段階で「ここが資料の建設予定地です」といってチームに共有してしまいます。それだけで随分違うのです。

思えば昨年のSalesforce Liveの資料もそんな感じで運営チームに投げていましたね。

なぜそれだけでスピード感が変わるのか

そこでキーになるのは「とっかかり」です。

コミュニケーションにはこのとっかかりが必要だと思っていて、成果物に至るプロセスの一歩目であってもそこがとっかかりになるからです。URLを共有しておけば、誰もがいつでもアクセスできます。あなたのことが気になっている人はそれをスターつけて保存しておくかもしれません。botなんかで捕捉し続けることだって可能でしょう。ToDoリストにURLが入っていれば、本人に尋ねずともそのURLを開けば進捗状況が一目瞭然なのです。

従来であれば

仲間「あれどうなった?」
私「あー、あれですか。(資料のURL探す)こんなかんじですよ>URL」
仲間「確認してみるね(URLクリックして開く)」
最悪の場合はこのタイミングで共有権限が振られてなかったりして、アクセス権振ってくださいっていう1アクションが加わる

みたいなやり取りだったのが

仲間「あれどうなってるかな。URL開いて見てみよう」

の1アクションで済みます。本人にエクスキューズする必要もありませんし、進捗を本人の感覚から出た言葉で判断する必要もなくなります。

自分勝手な完璧主義を脱してオンラインでスピードアップしよう

個人的には今の情勢における完璧主義は「自分勝手」と同義だと考えています。せっかくこれだけオンライン環境が安価に提供されているのに、本人が開示しないが為に、周りの人がお伺いを立てなければならないのですから。チームメンバーのことは全然考えていないと思われても仕方が有りません。

それにそもそも周りの人だって完璧なものを出してほしいと思ってはいないでしょう。そこはお互い様でしょうから。お互いの仕事を見ながら信頼関係を構築していく必要があるので、さっさと力量を開陳してくれたほうがお互いにとってメリットが大きいわけです。

似たようなことをやっている例

手前味噌ですが、私の場合はこれらのnoteもとりあえずできたところまで書いて後日清書や追記するというやり方で書いています。

これなんかは書き途中は無料で公開しておいて、何度か検証して問題ないなと思ったところで有料に切り替えるみたいな形になっています。

これからやろうと思っていることも、ある程度思考実験がおわればSlack上に放流してみて、反応の多寡によって優先順位を決めたり。頼まれている資料もさっさと初稿を書いて締め切り前に頼んだ側に投げ返してしまいます。締め切り直前になって出してくる人がいるとお互い辛いですよね。

ということで、オンライン時代におけるスピードアップの秘訣は「完璧主義を捨てて1から積み上げるスタイルへと変革すること」というお話でした。

追記(2021/1/19)作業プロセスがコンテンツになる時代

@kensuu さんが最近こんなサイトをリリースしてます。

作業中のデスクトップをライブ配信するサービスです。現状は個人ユースとして提供されていて、漫画家が作画プロセスを配信したり、それこそnoteを書くプロセスを配信したり、楽器を練習したりと使い方は様々です。

これはそのままビジネスにも転用できる。

実は僕もこれやってみようかなと思ったことあるのですが、作業中に見せてはいけない情報がどうしても出ちゃうなと思って踏み切っておりません。しかしこれがビジネスユースとしてプラットフォームが提供されればありだと思うんですよ。その組織内の人しかアクセスできない状態に制限されれば、問題なくなることは多いはずです。

今あいつなにやってるんだろう?ハイパフォーマンス出しているあの人は日頃どんな仕事の仕方をしているんだろうか。前ならちょっと席にいって声をかければよかったのが今はそれができなくなっています。そんな時代にこのサービスはマッチしていると思うんですよね。

その人のチャンネルを開けば、チャットで声をかけられるので割とオフィス環境に似たようなスタイルが実現できるんじゃないかなと思っています。






noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。