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オンラインでブレストをやってみた

こんにちは、ギークラボ長野です。長野県でコミュニティスペースをやっています。

ブレストイベントをやりたくてやりたくて。でもちょっと時期的に難しくて、企画していたブレストイベントも延期延期にしていてヤキモキしていまして。

そんななか、ボスから(思いつきの)アドバイスいただいてオンラインでブレストができるのか!?の実験会をしてみました。

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この『オンライン×ブレスト実験会』は面白法人カヤックさんの「ブレストカード」を使用しています。(一応開催に際してカヤックの中の方にOKをいただいています。)

最高のカードです!!!大好き!!!興味のある方はぜひ!

(amazonで買えます。すぐ在庫がなくなっちゃうんですよ。。)

イベント概要

まずはイベント概要です。思いつきでやったので、あまりまとまっていないです。

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connpassの転記です。)

少し前に運営チームでブレストカードを試してみたところ、だいぶ楽しくて、ブレストの概要やアイデア出しの訓練だけでなく、チームビルディングにも使えるのではないか?という点を感じました。このあたりをオンラインでやってどこまで感じられるのか、オンラインでのコミュニケーションロスがどこまで影響するのか、を実験した次第です!

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オンライン×ブレスト 開催環境

さて、オンライン×ブレストの開催環境です。みなさん気になるところでしょうか。今回はビデオチャットとオンラインホワイトボードツールの2つを使いました。

ビデオチャットツールはzoom。オンラインホワイトボードはmiroを採用しました。

それぞれに決め手があります。

zoomはこのテレワーク時代、使っている方が多く使い慣れているのではないかという点、ギークラボ長野として有料アカウントがあり時間の制約がなかった点(←これがでかい)。

Miro圧倒的な使いやすさからです。Miroの有料版でビデオチャットも同時にできるようだったのですが、慣れないオンラインイベントであり、主催者、利用者の使いやすさを優先した次第です。

Miroのイメージ

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ログインしている全員が同じボードをみて、リアルタイムに操作ができるオンラインのホワイトボードツールです。ボードの広さが精神と時の部屋かのような無限かと思えるほどあり、あまり全体を考えずにペタペタいろんなものを貼っていくことができます。

ぱっと見で操作が簡単にできるのでおすすめです!


他に検討したツールとしては、ビデオの方は、Google Hangout、Google Meets、Skype、Slack Call、wherebyあたり。

オンラインホワイトボードとしては、jamboard、Figma、Adobe XDあたりですね。

どちらも兼ね備えてるRemoというサービスもあって、なかなか良さそうだったのですが、音声品質がzoomに比べてややイマイチだったのと(オンラインイベントで音声がちょっとなのは辛い)、小規模だったので1テーブルしか使わない感じの寂しさったらなかったためです。

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(真ん中に一人しか座っていないのが分かりますか...ぼっち辛い...設定でテーブルのレイアウトも変えれらるようなのですが...)

とはいえ、とても良さそうなサービスなので今後の利用は継続して検討したいところです、Remo。

イベントの流れ

イベントは13:00から15:00の2時間を予定していました。

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本当にブレストカードがないと価値のないイベント。。。カヤックさん素晴らしいプロダクトをありがとうございます。

振り返りには「FUN DONE LEARN」という手法を採用しました。

振り返りの手法「FUN DONE LEARN」

ご存知の方も多いかと思いますが、アジャイルというシステム開発の手法でよく行われる振り返り「FUN DONE LEARN」(楽しかったこと やったこと 学んだこと)

3つの円を書いて、それぞれの成果を付箋に書き貼っていきます。それぞれの円が重なっているところに付箋が多く貼られると良いとされます(理解が薄いです。詳しくは以下をご参照ください。)

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Miro上にこの図をあらかじ用意しておき、実際にイベント終了時に付箋をペタペタ貼っていってもらいました。さて結果どうだったのでしょうか。

イベントの様子

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イベントはファシリテータ1人+参加者5人という体制でした。

ブレストカードの利用方法については詳細を割愛しますが、カードをめくってカードから連想されるアイデアをプレゼンしていく、という流れ。

オンラインという性質上、物理的なカードを全員のところに用意するのは難しい(し不要)なので、物理的なカードはファシリテーターが持っておき、ファシリテーターがカードめくって写真をMiro上にアップロード、参加者がアイデアを発表という流れで進んでいきました。

カードをめくってから30秒間アイデアを考える時間があったのでそのあいだに写真撮影をアップロードをしていました。そこで無駄話もでき、コミュニケーションの活性につながったかなという印象です。思ったよりも手間はかからず対応できました。

振り返りの実践

さて「FUN DONE LEARN」による振り返りです。

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(だいぶ付箋が埋まっています!!!)

DONE、LEARNとしては初めてのオンラインイベント参加、開催に関する内容が多く、またオンラインでのブレストに対してポジティブな意見が非常に多かったです。

ブレストカードの利用が初めての方も多かったのですが、ブレストの概要も学べて頭の体操もでき、いろいろな各自のインプットがアイデアという形でアウトプットされる様子は見ていてもとても楽しかった!

チームビルディングとしてですが、振り返りの付箋の数の多さが成功をものがたっているのではないでしょうか!!!(ポジティブな解釈)

総括

あくまでカードゲームベースのブレストであったため、話す順番にある程度決まりがあり、オンラインにありがちな話の途切れやカオスな状況もなく、またオフラインと変わらず突飛なアイデアも出て、オンラインでのブレストはなかなか「ありだ!ということがわかりました。

スキマの時間が適度にあり、適度に無駄話もでき、また突拍子もないアイデアに対して「なぜそれが出てきた!?」みたいなコミュニケーションも生まれたりして、オンラインでのチームビルディングにも有用ではないか、という印象です。

また、初めてのオンラインイベント、初めてのイベントファシリテーター、初めてのブレストと初めて尽くしの多かったイベントで参加者のみなさまには色々とご不便もおかけしたかと思います。暖かい目で参加してくださいまして誠にありがとうございました。

ギークラボ長野では今後もオンラインイベントを開催したいと考えております。

うちもオンラインでブレストしたい!次があったら参加したい!などなど、ご興味のある方、相談してみたい方、ぜひぜひお気軽にお問い合わせくださいませ!!!




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