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パリ・オペラ座の日々1993~1994:7月6、7日 パリ・オペラ座「バランシン&ロビンス」③


7月6日(火)

11時にフレデリックが車で来てくれて、一緒にオーシャンまで買い物に行った。三月に行ったのとはまた違う場所のオーシャンだった。車があるとやはり便利だ。あれこれ買い物。午後は昼寝して、オレンジ買ったり、帽子買ったり。

オーシャン 645F
PTT 4F
Tabacでお茶 14F
雑誌 12F
八百屋 7F
帽子 49F


この時出かけたAuchanはどこだったのか? 車に乗せてもらってるだけなので場所が定かではありません。3月に初めてのハイパー体験でびっくりしていたのはPorte de Bagunoletの店舗でしたが、そことは違う場所でした。ハイパーマーケットはとにかく広くてデカい。今なら日本にもイオンモールとかあるので普通ですが、この当時の僕らにとっては衝撃でした。買い物していても売り場が果てしなく続くのでクタクタになります。

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7月7日(水)

二人ともだいぶ体調の良い一日。午前中うだうだして、午後はサマリテーヌへ向かって出かけた。サマリテーヌはサラッと見ただけで通過。その後シャトレの近くの靴屋さんをのぞいたらSOLDになっていて2足購入。

夜はオペラ座のバランシン&ロビンス。「テーマとヴァリエーション」がルグリ+プラテールで最高に素晴らしかった。作品の完成度がひしひしと伝わってくる。何度でも観たいと思わせる舞台。

カルネ 39F
靴 99F
サンダル 125F
充電池セット 189F
水 4F
サンドイッチ 20F


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サマリテーヌはポンヌフのそばの右岸にある百貨店。シャトレ劇場とかに近いエリアです。なぜかこの付近には鳥類を取り扱うペットショップがたくさんありました。1869年創業ということで、ものすごい歴史の百貨店ですが、日本と同じようにやや時代から取り残された存在という印象で、この日も結局何も買わずに出てきてしまいました。

1993年頃のパリの百貨店(プランタン、ラファイエット、オーボンマルシェなど)はどこも店舗が老朽化しており、郊外のショッピングモールほどの巨大さは無く、サントノーレ通りに居並ぶ路面店のようなハイエンドなイメージでもなく中途半端な感じがしました。それから27年が経過しましたので、現在はまた違った立ち位置になっているかもしれませんね。このサマリテーヌも、2005年から大規模改修を行って新しい姿に生まれ変わったようです。


夜のオペラ座では、「バランシン&ロビンス」プログラムを観ました。三回目。何度も観ると振り付けの細かい部分まで頭に入ってきて、だんだん作品の世界と一体になれるような気持ちになります。劇場で同じ演目を何度も観るというのは、日本ではまず考えられないシチュエーションですので、はるばるパリまで移住してきた意味を実感する日々でした。


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プラテール&ルグリでのテーマとヴァリエーション。何も言うことはありません。完璧!

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