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タイでコロナにかかったら(7) 隔離生活3日目(2022/7/19火曜)

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風呂は気分転換

特にどこにも行かないし、あまり体が汚くなることないのだが、こまめに風呂に入るようにしている。気分転換になるので。

朝風呂

風呂に入った後で着替えの服ががもう無いことに気付く。それもそのはず、旅の間はこまめに自分で洗濯していたのだが、隔離前は帰国寸前だったので、そのまま洗濯物を溜めたままだった。



洗濯は自分で

ダウニーが2種類あるけどどっちも柔軟剤なのかな?食器用洗剤もある

脱衣所に洗面器と洗剤が置いてあった。ランドリーサービスは頼めないので自分で洗えということだ。

お見苦しい写真で申し訳ないが、洗濯物の量が多いので浴槽でまとめてつけ置き洗いをした。

残り湯に洗剤を溶かして足で踏みつける

洗濯した後は手で絞ってバスタオルで水気を取り、それぞれハンガーにかけて脱衣所に吊す。脱衣所の天井は格子状になっており、ちょうどハンガーが掛けやすい。換気扇のパワーも強いのですぐに乾きそうだ。

長期旅行時の服は乾きやすい素材が断然おすすめ。コットンとかやめとけ

ハンガーがホテル備え付けのものが5本、手持ちの旅行用折り畳みハンガーが2本あったので、これもフル活用した。Amazonでも買えるのでこれはおすすめ。


ホテルには洗濯バサミ付きのハンガー(ズボンとか吊るすやつね)がなかったので、これも手持ちの洗濯バサミで対応した。

百均で買えるめちゃくちゃ有能なやつ

めちゃくちゃ役に立つので隔離生活うんぬんより旅行におすすめ。特にこういう紐付きのタイプが便利。絶対に持っていこう。


6食目

タマゴのふわふわはやさしさ

火曜の朝食はサーモン、スクランブルエッグ、サラダ、バナナ。主食が無いみたいだが、これはこれでありがたい。実は前日のガパオライスの唐辛子のせいか、お腹の調子があまりよくなかった。隔離期間中は動かないし、薬で消化力も弱ってるので、辛いものはできるだけ控えたほうがいい。少なくとも自分に限っては。タマゴがふわふわでめちゃくちゃやさしい。


トイレ

トイレは全面ガラス張りで高級感がある。

右側がベッドルーム、左側が浴室となっている


トイレ内には緊急対応用に電話が付いている。

ガラス張りだけど妙に落ち着く


トイレットペーパーのデザインかっこいいな。メイド・イン・タイだけど普通にコストコとかでも売ってる気がする。

Scott


これはタイや東南アジアではおなじみのハンドウォシュレット。レバーを握ると勢いよく水が出て、これでお尻を洗う。

いろんなタイプのモデルがあるけどこれはかなり高級感がある方

日本人的には抵抗があるけど、慣れれば自分で水圧を調整したりして上手く使いこなせる。最初は床も水浸しにしがち。俺は日本だとウォシュレットがないと死ぬ派だけど、海外行ったらインドでもどこでも、その土地のトイレ習慣をなるべく身につけるようにしてる。


AV機器

AV機器、いわゆるオーディオビジュアル設備も紹介したい。

残念なモニター

まずTVモニター。NEC製でインチはデカいのだが、残念なことに液晶表面にダメージがあり、全体的に白っぽくなってる。このため、映画などのコントラストが強い映像はとても見づらい。

モニターの下には見慣れない装置が。

Xiaomi、漢字だと小米と書くチャイナ最強ガジェット会社

これはシャオミ社製で、いわゆるAmazon Fire TV StickやChromecastみたいなものだろう。TVでYouTubeやNetflixやAmazon Prime Videoなどのストリーミングサービスが観れるあれだ。リモコンの操作性もFire TV Stickとほぼ同じだった。

もちろん各ストリーミングサービスには自分のアカウントでログインして日本と同じように視聴可能なのだが、注意点として、ホテルを発つ際に必ずログアウトすること。なんと俺が付けたら他の人の名前(日本人のS田さんという名前だった)でずっとログインされたままだった。もちろんログアウトしたけど。

その隣にはBoseのマルチアンプみたいなオーディオ機器。

Bose

なんとCDも再生可能。いま持ってないけど。左右の壁には同じくBoseのスピーカーが設置されており、なかなかの音量で聴ける(音量上げすぎて一回注意された)

音質も良い

こいつでYouTubeで日本のニュース番組のチャンネルを観たり、70sソウル、90sヒップホップ/R&B、最近のディープハウスなどのミックスを垂れ流している。



7食目

なんてことのない味噌汁に感動

昼食はOyakodon。少しタマゴのとじ方が違う気がしたが、味は日本のものと遜色ない。そしてなんと日本を発って以来、初のミソスープが。これには感動して泣きそうになった。ただチョップスティックが欲しかったな。食事は毎回プラスチックのスプーン、フォーク、ナイフがセットで付いてくるのだが、これも特に変わらず。フロントに頼めば持ってきてくれるかな。


すぐゴミが溜まる

毎食お弁当だとすぐにゴミが溜まる。定時の19時までにドアの前にゴミを出す必要がある。黒いビニール袋(なんかガサッとした手触りのリサイクル品っぽい質感)にゴミを入れ、赤い輪ゴムでしっかりと口を縛り、ドアの前の所定の位置に置く。

赤いトレイの上に置く

フロアはガランとしている。

誰かいませんか

配膳台に食事が置かれてるのを見たので、他に3人くらい滞在している気配がある。だが、まだ顔すら見たことがない。どこの国の人なのか、年齢も性別もわからない。少し話す機会が作れると情報交換などができていいと思うのだが。思わず「Is anyone here?(誰かいませんか?)」と軽く言ってみたものの、返事はなかった。何回か試してみようかと思う。


タイからZoom打ち合わせ参加

午後からは某ライブハウスの人と自分のレーベルのアーティストも加えて今後のイベントに関してのZoom打ち合わせ。「実は今タイで隔離中でして…」的な雑談から入るつもりだったが、最初からいきなり本題に入ってきたので特にそんなことを告げるタイミングはなく、何事もなく打ち合わせは進んだ。相手もまさか海外から通信してるとは思ってないだろう。


ネクストミールオーダー

ホテルには紙と鉛筆があるので、明日以降の食事のオーダーをあえて紙に書きながら考える。これだけが唯一の楽しみかも。

紙は2枚しかないので大切に使っている

そしてこんな風にホテルスタッフにLINEを送る。

こういうのは電話よりLINEが確実だね



8食目

Snapper美味いけど皮は硬めなので残したほうがよかったかも

夕食は何かの魚のムニエルと芋の煮付けとパンとドラゴンフルーツとスイカ。献立表を見ると「Snapper」と書いてあるのでググると日本語だと「フエダイ」らしい。それで思い出したが余談。90年代のWarp RecordsにRed Snapperというトリップホップ・バンドがいてそれが結構かっこよかった。

Snapperはかなり美味しかったが、付け合せのみじん切りが割と辛くて、これもあまり食べるべきではなかったと翌日後悔。


タイからオンライン英会話受講

夜になり、日本にいた時には毎週受講していたオンライン英会話を再開してみることに。「え?もう日本に帰国してるはずじゃ?なんでまだタイにいるの?」とフィリピン人講師に驚かれる。バンコクとフィリピン・セブ島とは時差が1時間。webカメラでホテルの部屋を見せたり、隔離生活に関して楽しく会話できた。

もしインターネットがない時代の隔離生活だったらどうなっていただろうか。きっと寂しくて狂いそうだったかもしれない。


この日は2件もオンラインで人と話せてよかった。入浴後は隔離前に買い込んでいたビールを飲みながらストレンジャーシングスのシーズン4を少し観て寝た。

健康な人じゃないと飲んじゃダメですよたぶん

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