タイでコロナにかかったら(2) 接触篇（2022/7/16土曜）
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初期症状
そういや先週（2022年7月9日）頃から妙に喉がイガラっぽく、軽い咳がたまに出るようになっていた。
実はタイ人は日本人以上にマスク率が高く、街中を見る感じ95%の人はKF94マスクか不織布マスクを付けている。
高い気温の中でも皆マスクしたまま外を歩いてる。布マスクやウレタンマスクはほとんど見ない（だから付けないようにしよう。誰も付けてないから目立つぞ）。どうやら先月までマスク着用義務があったようで、違反者に対して最高2万バーツ（約8万円くらい）という、とんでもない金額が課せられていたらしい。今はそれが解除されたようだが、人々はまだしっかりと守っている。
しかし、欧米人観光客はほとんどマスクをしてない。本当にびっくりするくらい付けてない。意地でも付けてない。彼らが媒介となって拡がってる気がしないでもない。
熱も37℃くらいはあった。体温計なんて持って来てないから、店頭に設置の簡易温度計（タイではどこにでもある。これも日本以上の設置率）で測っただけだけど、多少の寒気もあったのできっと本当にそれくらいの体温だったのだろう。
当初は軽い風邪か、東南アジア特有のキツすぎるエアコンのせいで喉をヤラれたのかもと思っていた。普通に食欲もあったし、体も動けていた。
そしてすぐ熱も下がり、ごくたまに咳は出るけど、そんなことも忘れた帰国前。現在、帰国の際には「日本人を含む全ての入国者は、出国前72時間以内に検査を受け、医療機関等により発行された陰性の検査証明書を入国時に検疫所へ提示しなければなりません。」とあるので、安くて評判がいいとされているMedConsult Clinicへ帰国前日の午前中に向かう。
BTSプロンポン駅からバイタクで5分くらい。ここはPCR検査費が1500バーツ（約6000円）と平均より安く、アクセスも良い。（ちなみに、さらに安い500バーツでやってくれる政府の検査機関もあるのだが、そこは土日休みらしいのよね。ちなみにこのYouTubeチャンネルがめっちゃ詳しい）
ネットで事前に予約しておいたのでそんなに待たずにスムースに検査終了。またここは日本人も多く利用することもあり、ほんの少し日本語も通じる。ちゃんと日本政府提出用のドキュメントも用意してくれるし。検査結果は早ければ半日くらいで届くとのこと。
そして6時間後、ナナ駅近くのイサーン料理屋でビール飲みながら最後の夜を楽しく過ごしていたらクリニックからPDFがメールで届く。件名がそのまんますぎてスマホの画面通知の時点で青ざめた。
件名：COVID POSITIVE
Detectable→検出された
ここで「終わったな」と思ったね。けっこうビアチャンでベロベロになっていたのだが一気に酔いが醒めた。俺は明日帰国できずに足止め。タイ規定の10日間の隔離（クアランティーン）が待っている。
ここでパニクって自分で行動したのがとにかくマズかった。異国の地でマジで悲惨な目にあうのだった。
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