タイでコロナにかかったら(11) 隔離生活7日目（2022/7/23土曜）
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ネタ切れかも
さすがに6日目となると書くネタがなくなってくる。といっても、なんだかんだで帰国のためにいろいろと情報を集めたりして動いてたりするのだが、具体的には「いつどうやって帰るか」がこの時点でバシッと確定してないのがなんとも不安。「あなたは○月○日の○時に成田行の飛行機に乗れます」とまで着地点が決まっていれば安心するのだが。（注：なおトップの画像は単なる拾い画です）
18食目
コーンフレークとパンによる朝食だ。こういうライトな朝食を求めていた。
牛乳はこういうパック型のやつだが、
口がガバっと開くタイプじゃないので並々とミルクを注ぐことができない。細いストローからポタポタと垂らすだけ。それでもなんとか入れて美味しくいただいた。コーンフレークに甘みがないので砂糖を少し足すとよかったかも。
隣人は生きてるのか？
向かいの部屋の前に昨日の夕食と今朝の朝食がずっと手付かずで置いてある。まだ食べてないのだろうか。まさか部屋の中でブッ倒れてたりしてないよな。
近づいてよく見たら単なるゴミだった。
ゴミは黒いビニール袋に入れて19時に出すのがルールだろうが。しかも袋の口を縛ってないし。ちゃんと隔離者としてのルールを守れよな。心配して損したわ。
19食目
昼食はパッタイ。久々にタイフード。屋台の濃い（ある意味、化学調味料的な）やつとは違い、ナチュラルな味付け。高級な店だとこういう感じなのかも。こっちに来て食べまくっていたのでパッタイに飽きてたが、これは新鮮に美味しくいただけた。麺もきしめんみたいに太いやつ（センヤイ＝米太麺）で好み。ピーナツが入ってるのも食感的にいいんだよな。
謎のコーヒー
部屋の前に突然コーヒーが置かれていた。ドリップ式のちょっと高そうなやつだ。こんなの頼んだ覚えはないのでフロントに「これって何？飲んでもいいの？」とLINEしたら速攻で電話がかかってきた。どうやら他の客のルームサービスを間違えて置いたらしい。だから返してとのこと。
ドリップコーヒーか。俺も飲みたいな、とルームサービスのメニューに初めて目を通す。追加料金は自腹なので今まで頼む気がなかったのだ。
この「コーヒーセレクション」ってやつかな。7種類のアソートパックで120バーツ、約500円か。別に安くもないが微妙な価格だ。頼みたくなったが、俺はミルクとかチョコとか要らないので「全部アメリカーノだけのパックってOK？」とフロントに聞いたところ「それでもOK」とのことなので早速オーダーした。初のルームサービスだ。お金はチェックアウト後に精算、つまり後払いらしい。
しばらくしてチャイムがなったのでドアを開けると、
ホカホカのア・カップ・オブ・カーフィーがちょこんと置かれていた。え？こんなの頼んでないんすけど…。俺の英語が全く通じてなかった。もしかしてあのメニューって一品ずつのオーダーなのか。そもそも俺の勘違いだったかも。
仕方なくコーヒーをすすり（別にマズくもないけど特別美味しくもない）、あのドリップコーヒー一式は何だったのだろうかと考えていた。外部の店で買ってきてもらうスペシャルオーダー？
自分の症状
相変わらず咳がたまに出る程度。特に食事の後や入浴時など、喉に刺激があった時に出る感じ。それから、これはコロナが関係してるかどうかわからないが割と常に軽い下痢気味。大したことはないとはいえ、気晴らしに部屋で歌でも歌おうかと大きな声を出そうとすると、少し肺に違和感があり、咳き込んだりする。もしこれが後遺症になるなら厄介だな。声を出す商売の人にとっては致命的かもしれないと思った。日本でも山下達郎氏が感染されたようだが、氏の年齢的にも今後のボーカリストとしての活動は大丈夫なんだろうかと心配してしまった。
新展開
ここで新展開が。なんと俺と同じようにタイで帰国前に陽性になり、ホテルに隔離することになった人（仮にAさんと名付けます）がこのnoteを発見し、大変タメになったとお礼のメッセージをいただく。自分も情報が全然なくてかなり苦労したのでがんばって書いた甲斐があった。どこのホテルに収容されるかわからないけど、もしこのホテルだったら、やはりここは日本人向けの隔離ホテルだということだろう。
20食目
夕食は豪勢にリブステーキ弁当だ。とはいえ夕食の配膳時間は17時なので全然お腹すいてない。せめて19時ならいいんだけど。まあしっかりいただきますけどね。洗って取っておいた割り箸を使い、しっかり焼かれた柔らかい牛肉に温泉卵を絡めて一気にかき込む。まろやかな肉汁が口の中に広がる。美味し！味噌汁も割としょっぱいけど慣れたぜ！野菜サラダとご飯はほとんど食べなかった。フルーツは夜食用として冷蔵庫に保管。
夜は友人を誘ってTwitterのSpaceを初めてやってみた。誰も来ないかと思ったらトータルで7名ほど聞いてくれてたようでありがたい。このnoteではとても書けないような隔離期間の裏話などを話せて大変楽しかった。
いくつか確認事項があって保険会社のデスクに電話したが、何度かけても会話ができない。自動音声の後に繋がっても相手の声が全く聞こえない状況。これは一体どういうことだ。もしかして俺のトップアップ（チャージ）したSIMがデータ通信のみで音声通話ができないプランだとか。これは参ったな。まあホテルの外線もあるし、なんとかなるだろ。
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