誕生日ケーキ改め誕生日てんぷら

誕生日はケーキを食べなければいけないと誰が決めたのだろうか。
誰も決めてはいない。

家族が誕生日ということでケーキの話題が出てくるわけです。
しかし、ここ最近はケーキを安く買える場所を見つけてしまったため、意外とケーキを食べる機会が増えていました。
よってケーキの特別感というものが薄れてしまっているのです。
実際、家族に「誕生日ケーキ食べたい？」と聞いてみても「うーん……」って答えるのが現状でした。

そんな時、近くにあったのは美味しそうなてんぷらのお店の広告。
それを熱心に眺める家族。

「誕生日はケーキじゃなくて、てんぷらでも良いんじゃない？」

……なんて言ってみたところ、OKが出て買いに行くことになったのです。
ケーキだけが誕生日の主役とは限らない、たまにしか食べないようなご馳走であれば何でも誕生日の主役となれるのだ。
そう、誕生日ケーキ改め誕生日てんぷらの誕生である。（？）

子供の頃はてんぷらが家庭料理として出ていた記憶はありますが、なんともベッタリとしたてんぷらで子供ながらに好きではなかった記憶があります。
給食でもかき揚げてんぷらが出ていましたが、これもまたベッタリとしてぶよぶよのかき揚げで一番きらいなメニューでした。
給食を残すことは全くしなかったのですが、唯一かき揚げは残してしまった記憶があります。
おかげでてんぷらは嫌いな食べ物に……。
今思えば美味しくないかき揚げを出されて残さず食べろというのも理不尽な話ですね、海原雄山だったら厨房に怒鳴り込むレベル。

さて話がずれましたが、そんな経緯でてんぷらを食べる機会が少なくなったため、我が家では誕生日てんぷらというものが成立しました。
ケーキだけではなく、誕生日の人が食べたいものを食べる。
そんな誕生日でも良いと思った一日でしたね……とまとめるはずでした。（？）

ちなみに買い出し直前で口がケーキになってしまったらしく、結局は安定の誕生日ケーキになりました。
てんぷらを買う気満々で書いた記事だったのですが、まさかの事態です。
やはり安定の地位を気づいているだけあって強いですね、ケーキ。
「てんぷらは別の機会に食べたい」と……そうですか。
いわゆる……どんでん返し。（？）
今日はこの辺で。

ギアでした。゜ω゜)ノ

見出し画像：

天ぷらのイラスト