過去と未来をモノづくりでつなぐ。めざすのは人と自然の大きな輪「堤淺吉漆店」
仏光寺のほど近く、昔ながらの商店が立ち並ぶ間之町通りの一角に「堤淺吉漆店」があります。工房には漆の入った樽がずらりと並んでおり、漆を攪拌(かくはん)する機械のリズミカルな音が響いています。
明治42年に創業し、100年以上にわたり漆の精製と販売を行ってきた「堤淺吉漆店」。今回は四代目の堤卓也(つつみ たくや)さんに、漆工芸と環境の繋がりについてお話を伺いました。
次世代に、天然素材の漆をつないでいくために
ーー堤さんは、「堤淺吉漆店」の四代目ですね。初めから家業を継ぐつ