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ジョジョ・ラビット【英語を覚える】

056.ジョジョ・ラビット

🎬 映画について

さて今回もサーチライト・ピクチャーズの作品から。

サーチライト・ピクチャーズらしく、新しい感覚の映画であることは当然のこと、ヒトラーやらナチスなどのタブーになりがちな題材に扱っている映画。
…とは言え、日本で強めな保守的な姿勢が再評価される同様、ドイツでも若干、ネオナチ的なイズムをバックボーンに持つ議員もいるとされる党の"ドイツのための選択肢"がここ数年、勢力に食い込んでいることもあり、若干、海外でも考え方に変化があるらしい。(ちょっと怖いですね。。)

ネットで中途半端な知識をこさえたラディカルな方たちが大暴れしてる一方、実情は"選択肢がないので、とりあえず自民党"の投票事情になっている日本とは訳が違う訳です。それでも不安な施策が進み、国民は不安を抱く訳だけど…。

そんな混迷の時代に突入している今だからこそ"愛"を訴えるこの映画を勧めたい!
この映画は反戦映画ではなく(要素はあるけど)、間違いなく"愛"を叫ぶ映画だ。ありとあらゆる角度の"愛"の大切さを説いた作品。
コメディに分類はされているけれど、ユーモラスな雰囲気を持ったヒューマンドラマと言った方が正しいかも。

好きな音楽の話で言えば、オタクカルチャーと融合したことでダンスミュージックの指針を見出したダフト・パンクのコンセプトは「踊れないなら踊らなくても良いし、ただ事態を享受すれば良い」と当時の自分には思えたし、ひたすらミクスチャーな感覚で進化していくけど、ひたすら踊れる路線を捨てなかったダンス・アクトのベースメント・ジャックスは「踊れなくたって悲しみも怒りも乗り越えるために踊ろうぜ。」と優しくおれに音楽の光が降り注いだ(と勝手に思ってる)。
そして、この映画はデヴィッド・ボウイの名曲「ヒーローズ」と共に「踊れなくても、踊れるいまを愛し、踊ることのできる未来を祈ろう」と。
そう考えればテキーラ片手にクラブで踊ってるギャルだって純文学なんだろう。

少年はスイも甘いも、なにより戦争も死も乗り越えて、理由なき憎しみから解放され、愛に目覚める話。
コロナで社会的問題と日常のリンクが明確にされ、より正しい選択肢が迫られる日々だからこそこの映画は重要なのである。


📖 今日覚えた単語・文法

🔸ロージー :
(英語)
Life is a gift.
We must celebrate it.
We have to dance to show God we are grateful to be alive.

(吹替)
命は贈り物なの。
名一杯楽しまないと。
ダンスで表現するの。生きる喜びや感謝を。

(単語・文法)
■ celebrate→祝う
■ grateful→感謝
■ grateful to be alive→生きていることに感謝する

(直訳)
命は贈り物。
私たちは祝わなければならない。
私たちは神にダンスを見せ、生きていることに感謝しなければならない

🔹ジョジョ :
(英語)
Well,I won’t dance.
Dancing is for people who don’t have a job.

(吹替)
でも、僕は踊らない
ダンスは失業者がやることだ。

(直訳)
うーん、僕は踊らないよ
ダンスは職がない人のためのものだよ。

🔸ロージー :Dancing is for people who are free.
It’s an escape from all this.(吹替)自由な人間がやることよ
何にも囚われない人。(単語・文法)■ escape→逃げる
※解放とかのニュアンスが正しい気がする(直訳)
ダンスは自由な人々のためのものです。
この全てから解放するものなの。

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以上でございます。
お付き合いいただきありがとうございました!

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