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自己紹介リレー Be yourself!

みなさん、はじめまして。ブラジル駐妻の梓です。
今年の1月末より駐妻としてブラジルに来て、
そのわずか3ヶ月後の4月末に日本に一時帰国、12月中旬に再びブラジルに戻ってきました。この1年は変化のオンパレードで、悩み、葛藤し、成長機会に恵まれる濃い1年。また交友関係も日本だけから世界中に。駐妻にならなければ、出会えなかった出会いばかりでした。

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特にこの1年悩んだこと
①専門性の継続

    駐妻になるまで友人と立ち上げた会社の役員兼人事コンサルタントとして企業に常駐し、人事部長代行や採用責任者をしていました。ブラジルに住んでもVISAの範囲内で仕事を続けていこうと思っていたところ、企業から遠隔でいただく仕事は、社長の会議設定業務や面接の日程調整業務など時給980円。私の専門性を継続するものでは残念ながらありませんでした。

海外に住んでいるというだけで、仕事がこんなに変わるんだとショックを受けたのを覚えています。この1年、コロナの影響でzoomなどを使用したオンライン会議が当たり前になり会社に出社せずに働く環境ができたことで仕事も少しずつ遠隔ワークが増えてきています。ただ、まだまだ仕事は少ないので、遠隔ワークを増やす活動もしていきたいと考えています。

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②日本にいる駐妻?

 意を決してブラジルに引越し、駐妻となったものの、わずか3ヶ月で日本に一時帰国。駐妻と言えるのだろうかと葛藤しました。駐妻のキャリア支援をするコミュニティの運営メンバーとして活動したり、オンラインで受ける資格の講座で駐妻と名乗ることで、当時は駐妻を意識し続けることに精一杯。日本に戻ってきたのに、ブラジルにいるアイデンティティを持ち続けている、素直に日本を全力で楽しめない自分とも葛藤していました。ただ、振り返ってみると日本に戻ってきたからこそできたことや出会いも沢山ありました。両親や兄弟のそばにも戻ってこられました。


また、日本に戻ってから行ったブランク期間に苦しむ駐妻の再就職支援は自分が駐妻にならなければ行う機会はなかったと思います。しかしまだまだ世間の人事の認識はブランク期間に厳しく、自分が駐妻でもあり、企業人事でもあるこの両面で物事を考え、啓蒙のため記事を書き始めています。今後も両方の立場から記事を発信したり、再就職支援など行っていきたいと思っています。

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番外編

   ブラジルに到着したばかりの頃、地域の駐妻コミュニティでキャリアの話をすることはあまり歓迎されない雰囲気でした。
今まで仕事人間で、キャリアの話をすることが多いコミュニティで過ごしてきたため、何を話したらいいか戸惑った記憶があります。
 結果、このコミュニティではキャリアの話はせず、キャリアの話をできる環境を探しました。キャリアについて話せる駐妻の方が1人同じ地域にいてくれたこと、そのお友達を通じて駐妻キャリアnetの運営メンバーになったことで、キャリアの話をする場を別に設けられたことが悩み解消につながりました。その後、地域の駐妻コミュニティでは、食材情報やシュハススコパーティー、ダンス教室など、みなが興味ある共通の話題に専念でき、ブラジルで生活する楽しさにはまっていったと思います。 

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一つだけのコミュニティに入るのではなく、複数のコミュニティに関わり、自分らしくいれる環境を模索することが心の平和にもつながるので、一つに固執せず違うなと思ったら別のコミュニティに行く気持ちを持つことをおすすめします。

最後に、住む場所は日本であれ、海外であれ
駐妻になったというこの機会を
めいいっぱい楽しめる環境にして
一緒にエンジョイしていきましょう^ ^

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