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ワーケーションは個人から共創へ。GCストーリーが次世代の働き方を考えるイベントを開催しました【イベントレポ】

こんにちは!GCストーリー組織デザイン事業部の井口です。

10月30日から31日にかけて、組織デザイン事業部が「ワーケーション×地方創生」をテーマにしたイベントを初開催しました。組織デザイン事業部の拠点のある宮城県へ東京から10名、東北から10名の方にお越しいただきました。経営者の方々、町長や金融庁の方、大学の教授など多種多様な参加者が宮城県七ヶ宿の自然の中で対話を深める場となりました。

今回のイベントの目的は「workation for growthを広める」「東京の起業家と東北の起業家の交流」「組織について気づきを持ち帰る」でした。イベント当日の様子を振り返ります。

「workatiion for growth」とはこれからGCが行っていくワーケーションイベントの目的となる言葉で、只のワーケーションでなく、人間的な成長や発達段階の向上を目指すワーケーションを指します。

イベント概要

今回は1泊2日のキャンプ場でのイベントでした。1日目の午後からワーケーション体験とトークセッション、夜には焚き火を囲んだ参加者同士の対話が行われました。

<Day1:10/30(金)>
15:30-15:40 オリエンテーション
15:40-17:30 白石市のご紹介、ワーケーション体験
17:30-18:15 トークセッション
18:15-19:30 夕食
19:30-21:00 登壇者、参加者との対話交流ー焚火を囲んでー

<Day2:10/31(土)>
08:00-09:30 朝食
10:00-12:30 周辺散策
12:30 解散


宿泊施設の説明を終えると、最初は自由時間です。お風呂に行かれる方や、早速自然の中でワーケーションをされる方もいらっしゃいました。

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ワーケーションと地域。日本で行うワーケーションとは

それぞれの時間を過ごされた後は、室内でゲスト4名とモデレーターによるトークセッションが始まりました。テーマは「ワーケーション×地方創生」です。
今は個人の「ワーク」と「バケーション」の要素が強いワーケーションですが、今後は「地方」や「共創」の要素が加わってくるとお話がありました。

宮城ワーケーション協議会共同代表:齋藤さん
最近地方の観光地にワーケーションしに行きました。地域の本質に関わりながら、自分の本質を見つめ直す事が出来ました。

株式会社VISIT東北の代表取締役社長でもある斎藤さんは、新型コロナウイルスの影響を受け事業の今後に考えを巡らせる中でワーケーションを体験したそうです。自然の中で自身の内省が深められたり、地域の持つ価値や可能性に改めて気づいたと言います。

宮城ワーケーション協議会共同代表:櫻井さん
今までは「ワーク+バケーション」でワーケーションだったが
「ワークとコークリエーション(co-creation・共創の意)」等、地域の人と一緒に作っていく動きがあると日本が元気になっていくと思います。
"株式会社 eumo 取締役:岩波さん
例えばの話なのですが、BBQの食材を買い出しに行くとき、地域の食材のストーリーを仕入れます。どんなこだわりがあるのか、どんな味なのか。その上で頂くと一層美味しく感じますね。

岩波さんは、ワーケーションの場をただ観光地として楽しむのではなく、そこに根ざす地域性に目を向け実際に現地の方々と言葉を交わしてみることが重要になると話します。宮城ワーケーション協議会でも土地の方々との対話を推奨していきたいという話も上がっているそうです。

また、日本でワーケーションをしているとSNSに投稿しにくい雰囲気があると意見もありました。まだ日本ではワーケーションの定義が曖昧であり、心身のリフレッシュを目的としたリトリートとしての要素も強くあります。そもそもバケーションに対して理解がある海外文化におけるワーケーションと、誰にも負けないように仕事を頑張る価値観が根強い日本文化の違いがが背景にあるようです。
「その組織がワーケーションを許容しているかどうかは採用にも響きそうだよね」等、組織に関わる話題でも盛り上がりが見られたトークセッションでした。

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焚き火を囲み、本音を語り合う場

トークセッションの後は夕飯として東北のご当地メニュー「芋煮」や温まるホットドリンク、クラムチャウダー等を堪能して頂きました。
当日は風が強く冷え込みも厳しい中でしたが、焚き火を囲み温かいメニューを召し上がりながら、それぞれの場で対話交流がされていました。

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焚き火理論によると、燃える火を囲み車座になって話す場は、本音を話しやすくなったり、安心を感じながら話せたりする不思議な効果が生まれるそうです。
そんな焚き火の効果もあってか、少しずつ焚き火の火を落としていく中でも参加者の方々の熱量は衰えず、ワーケーションや互いの所属する組織についての話が深まっていました。

翌日は早朝から近隣の紅葉スポットに散策に行きました。前日で話足りなかった事を話しながら片道20分程の道をハイキングします。歩いた先には湖面が鏡になるような湖と、秋めく山々が広がっていました。全員で記念写真を取った後、キャンプ場に戻り解散となりました。

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組織デザイン事業部として初の1泊2日イベントでしたが、参加者の皆様に多くのご協力をいただき成功に終わることが出来ました。この場で生まれた新たなご縁やワーケーションや組織への気付きが、参加者の皆様の今後に繋がると幸いです。

私自身運営に関わり、事前準備と当日臨機応変に動く重要さを痛感しました。この経験を次回のイベントにも生かし、参加者の方々により良い経験が生まれる場をご提供していきたいと思います。

組織デザイン事業部ではワーケーションや組織開発をテーマに冬のイベントも企画しております。次回のイベントは2月に開催予定です。今後正式に告知をさせて頂きますので是非Peatixをフォローして下さると嬉しいです。
今後ともGCストーリー組織デザイン事業部をよろしくお願いいたします!