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世界の中心、自分が主人公

自意識過剰な感じのタイトルですが、そういう話ではなくてですね…

心理学者のアドラーによれば、甘やかされて育った人間は広場恐怖症になりやすいとのこと。

周りは常に自分に気にかけてくれる。わがままを通せば何でも親は与えてくれる。しかし一歩外に出れば周りは自分に気にかけてくれることもなく各々が勝手に好きなことをやって過ごしている。そしてそれがストレスになる。本当は誰よりも視線を浴びて注目されたいのだが、周りは自分に関心もなければ何も与えてくれない。「相手は自分に何を与えてくれるか」しか考えない。

「自分の人生の主人公は自分」なのと、「世界の中心は自分」
この二つは似ているようで全然違うように思う。
前者は自分の人生を主体的に動かすが、後者は自分の人生を受動的に過ごす。

「世界の中心は自分」。この視点に穴があるとすれば、それは「世界の中心である自分」は人の数だけいるということですね。


もちろん広場恐怖症になるケースはこのケースだけではないです。
今回はこの世界のとらえ方次第で人の行動はどう変わるのかという観点から引用させていただきました。

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