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【フィールドワーク第3回】実施企画案がいよいよお披露目!!

皆さま、こんにちは!
ガンバ大阪サッカービジネスアカデミー事務局です。

全国的に梅雨明けを迎え、夏本番がやってきましたね。
ガンバ大阪は好調をキープし、後半戦のさらなる加速に期待です!

さて、先日7/16(日)にパナソニックスタジアム吹田にてフィールドワーク第3回が開催されました。
受講生がグループにてこれまで検討してきた実施企画の発表をする場となります。

どのような企画が生まれるのか!当日の様子をレポートさせていただきます♪


受講生たちがここまでどのような実施企画を練り上げてきたのか?!

当日は、以下のプログラムで構成しました。

・4チームからの実施企画プレゼンテーション
・縁日ブースにおける業務体験
・実施企画のグループディスカッション
・VIPルームでの試合観戦

5月にグループ分けを実施して以来、ここまで集客企画3グループ、SDGs企画1グループがそれぞれ検討を進めてきました。アイデア出しから企画案の検討、ファシリテーターとの打合せを重ね、本日のフィールドワークに臨んでいます。

あるグループでは、木曜日のオンライン講義が終わった後にグループで集まり、深夜まで打合せを行い、ブラッシュアップを重ねてきたそうです。毎年のことではありますが、皆さまのバイタリティにはいつも驚かされます!

各自の原体験やJリーグクラブのデータ、さらに地域の特性など、様々な情報を組み合わせて、仮説立てを行い、企画の骨子を作られていました。

また、サポーターをセグメントに分けて、細かくターゲットを選定していました。集客企画では、特にこの解像度が高く、ユニークなものが挙がりました。例えば、”お一人様”に注目したものや”ライト層の女性”に向けた企画案です。

受講生の皆様自身がサポーターということもあり、サポーターならではの視点を盛り込んだ企画案ばかりで、ここから具体的なサービスへどのように落とし込まれていくのか楽しみです。

一方で、SDGsのグループでは、子どもたちの将来の笑顔を作ることをテーマに、”居場所づくり”を企画されていました。SDGsは集客とは異なり、テーマの幅が広く、収益化の難易度が高いですが、今回発表いただいた企画案はガンバ大阪が目指す方向性と合致しており、実現に向けて期待が高まります!

質疑応答の時間には、他グループの企画を初めて聞いての感想や深掘りする質問が挙がりました。中でも、自らのグループで課題として直面していることを、他グループがどのように考えて対策しているかが、受講生としては気になるようです。例えば、ターゲットにどのようにアプローチをしようと考えているか、価格設定はいくらにするか、といった質問が挙がりました。

実施企画プレゼンテーションの様子

発表後には、ファシリテーターからフィードバックを行いました。どの企画に関しても高い評価をお伝えし、加えて今後の実施に向けた助言も行いました。その一部をご紹介します。

「企業とコラボレーションする場合には、最低でもパートナーフィーの300万円がかかる。今回はスモールスタートで、外部に運営委託するのではなく、できる範囲は自分たちの力でやってみてほしい。今回の企画でニーズがあることが分かれば、今後行政や企業とパートナーを組み、継続的な開催を目指すというやり方もある。」

社会課題と向き合う、素晴らしいSDGs企画案だと思う。実現できれば、ホームタウンの住みやすさ向上にガンバ大阪が関わることができ、社会が変わるきっかけとなる試みになると思う。」

ガンバ大阪ファシリテーターからのフィードバック

少々厳しい目線もありますが、クラブの現場では当たり前の目線です。そこにリアルに直面するのもGBAならではの魅力です。今後、受講生の中での検討と、ファシリテーターとの打合せを通して企画をどのように実現していくのか、見守っていきましょう。

リアルなサポーターの笑顔に暑さも吹き飛ぶ!

後半は業務体験として、「ロートWell-beingパーク」の縁日ブースで接客を行いました。今回は、射的、輪投げ、ヨーヨー釣りの3ブースが出店。厳しい暑さの中でしたが、受講生がガンバ大阪のスタッフとなり、お子様をはじめとするサポーターに対する接客を行いました。

業務体験のブリーフィングの様子

普段のお仕事では、消費者と接する機会がない受講生も多くいらっしゃいます。初めは戸惑っていましたが、徐々に表情が柔らかくなり、終盤には積極的に呼び込みを行って、ブースには長蛇の列ができていました。

炎天下で積極的に呼び込みを行う受講生

実際にサポーターに接することで、自分たちで企画を行うイメージができたのではないでしょうか。縁日ということもあり、お子様がたくさん集まり、多くの笑顔が生まれていました。

終了後は、暑さのためにお疲れの様子でしたが、表情からは達成感を読み取ることができました。

サポーターのお子様の接客をする受講生

一方で、業務体験の入れ替えで待ち時間のチームは、受講生からの意見やファシリテーターからのフィードバックを踏まえて、ディスカッションする時間を取りました。居住地がばらばらの受講生ですので、普段はオンラインでのコミュニケーションになります。こうしたリアルな場がとても貴重ですので、熱心に議論されていました。

フィールドワークの総括として、ファシリテーターの竹井から今後に向けたメッセージをお伝えしました。

竹井「クラブや社会の課題を踏まえた上で、しっかりと練られている素晴らしい内容の企画案だった。オンライン講義が終了し、実施企画も立案してこられた皆さんは既にどのJリーグクラブにいっても即戦力になるくらいの知識を身に付け、経験をしてきていると思う。今後進めていく中で、実現できないハードルもあると思うが、それもスポーツ業界ならではの経験。それを乗り越えて、実施にこぎつけられるように頑張ってほしい。

引き続き実施企画の模様をお届けします!

オンライン講義は終了しましたが、受講生とファシリテーターとの個人面談にて、オンライン講義の感想や実施企画の状況、さらには将来的なサッカービジネスとの関わり方の希望などを、ざっくばらんにお伺いする機会を設けています。

実施企画に関しては、ファシリテーターとの打合せや協業する企業との調整など細かな準備を経て、9-11月に現場でサポーターに提供されます。
実施企画がサポーターに届くのが待ちきれません!
今後も実施企画の模様をお届けしてまいります♪

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