危険な生物 ~動物編~ その1
自分は生き物が好きで、YouTubeで動物や虫などの動画をよく見ます。
YouTubeでは「どうぶつ奇想天外」「ダーウィンが来た!」といったものから海外の生物番組も投稿されてるので、見ていてとても楽しいです( ^ω^ )
なので今回は、そういった動画から”知って驚いた”または”意外と知られていない”であろう危険な生物(動物編)を紹介したいと思います。
どこかに旅行に出かける人(コロナでそんなに遠くへはいけないだろうけど)は、ちょっとした知識として覚えておくと役に立つかも。
【スローロリス】
可愛いまん丸なお目目に小さなお鼻の”いんゆめ君”…ではなく、
霊長目ロリス科に分類される”スローロリス”。
絶滅危惧種に指定される貴重な生き物となっており、現在では輸入が禁止されているようです。
その名の通り非常にゆっくりとしたスピードで動く動物であり、
興奮時以外は動きが本当にとろい。
野生では昆虫や木の実を食べて生活し、寿命は野生下では15年から18年、飼育下では平均で10年ほど。
「こんなに可愛くて動きが遅い”森のおやつ”的な動物の何が危険なの?」と
思う人もいるでしょうが、実はスローロリスには毒があるんです。
しかも、世界で唯一の毒性哺乳類なんだとか。
毒の威力としては
スローロリスは毒を口内に含み、その状態で天敵に噛みつく事でこの恐ろしい毒を相手に注入。
猫アレルギーに近い成分であると判明していて、小動物であれば死に至らせる事もあり、 人間に対してはアナフィラキシーショックを与え、
噛まれた時に起こる症状としては激痛、呼吸困難、血尿などが起きる。
スローロリスに触れた後、手についた毒を舐めたとしても健康な人であれば特に影響はないとされているが、体が弱っていたりアレルギーがある人は
症状が出やすいので、触った後は手洗いするのが良いでしょう。
と報告されています。
ペットとしても飼われているこんな可愛い生き物に、ここまでの毒があるとは想いも寄りませんでしたね…
やっぱ見た目で判断しちゃいけないんやなって(;・ω・ )
上記で絶滅危惧種と言いましたが、輸入ではなく
国内で繁殖されたもののみの販売・譲渡ならOKなようで、
現在でもペットとして買う事は可能みたいですよ。
【リス】
リスは小さくて可愛い、ふわふわの生物で、木の実を集めてちまちまと食べる「危険の無い生き物」だと思われがちですが…
実は世の中にはリスに攻撃された人やペットの話もあります。
特に海外のリスの場合は
フロリダ州では3歳の子供がリスに9回噛まれ病院へ搬送。
カリフォルニア州では老夫婦が過去に6人を攻撃したリスに襲撃を受けて病院送りとなる。
といった感じで、種類によっては凶暴なリスもいるみたいです。
危険の意味合いが違ってきますが、日本だとタイワンリスが
害獣として知られています。
もともとタイワンリスは台湾だけでなくインドから中国にかけて
生息していた雑食の外来種で、その性質から生態系・人間の生活環境に
害を及ぼします。
具体的には”固有種である二ホンリス”との生活の競合によって起きる
「争い・交雑」による固有種の減少。
また、雑食なので昆虫だけでなく農作物や鳥の卵も食害に逢っていて、
農家にとってまさに敵、様々な種類の野鳥も個体数減少に陥るなど
タイワンリスが引き起こす被害は深刻な問題となっています。
電線など色々な物もかじったりするので、農家でない多くの人に
とっても厄介な生き物ですね。
【白鳥】
白鳥は鳥綱カモ目カモ科ハクチョウ属に属する水鳥を指し、
オオハクチョウ、コハクチョウ、アメリカコハクチョウ、ナキハクチョウ、 コブハクチョウ、クロエリハクチョウ、カモハクチョウの7種に
分類されます。
7種の白鳥のうち、日本に飛来してくるのはオオハクチョウとコハクチョウの2種。
一見、大きな羽を広げて飛んだり水面を優雅に泳ぐ姿はとても美しく
優美なイメージしか湧いてこない白鳥ですが、実は非常に凶暴で危険な鳥
だという事は知っていましたか?
白鳥は羽を広げると2m以上、力もかなり強く、実際に起きた事故だと
幼児の場合は水中に押さえつけられた事による溺死、成人男性の場合は襲われたことによる心臓麻痺で死亡した例もあるほど。
縄張り意識も強い為、繁殖期でなくても自分たちの群れやエサ場に
近づいてきた他の生き物に対しても攻撃的です。
なので怪我をしない為にも、白鳥の美しさに見惚れて迂闊に近づく
という事はしないように(´-ω-`)
今回はここまで。
この記事では国内、国外問わず危険な動物を今後も紹介していくので
興味がある方はまた記事を見て頂けると嬉しいです( ^ω^ )
ここまで読んで頂き有難うございました!
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