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在宅勤務

マンツーマンでレッスンをするスタイルが完全に変わってしまいました。以前より、受講生の方よりオンラインレッスンはできないかとお問い合わせいただくケースがあり、2020年4月8日に公式にオンラインレッスンを開始したとたん、全国から多くのお申込みをいただくことができました。いままではカフェでレッスンをしていましたので、地方の電気屋さんみたいに地域のお客様にレッスンを行っておりました。ご想像の通り それが一気にオンラインともなると、全国から接続可能になってしまったのです。

参考までにとオンラインの接続されている方の地域をお聞きするのですが、いままでは東京を中心に行っていた生徒さんが、日本全国に拡大されました。こうなりますと、いままでのレッスン可能な地域内での講師間競争ではなくなって、より講師そのものの魅力が選んでいただける基準となってしまいました。しかしながら、容姿では勝ち目のないわたし(?)ですからブログをはじめさせていただいたのです。当然、講師の方でもオンライン環境がなかったりとオンラインレッスンそのものができない方もおります。また当然ですが、講師側にも環境づくりのための知識やレッスン可能なメニューをつくったりと努力も必要です。ZOOMってなんですかという講師ではハードルは高いですよね。

そこに外出自粛による在宅勤務が追い風を巻き起こしたのです。急な在宅勤務のため USBカメラやモニターが品薄となり、強引にもデスクトップを自宅に持ち帰ったという方も少なくないようです。オンライン環境が当たり前のように整い、オンラインレッスンの申し込みのハードルを下げてくれたのです。また新入社員の入社時期だったこともあり、在宅中に新人が配属されてしまったという無茶ぶりも今まさに現実の世界で起こっています。企業側から見ると、今後の在宅勤務の普及は オフィスのスペースを削減でき賃料や光熱水費も削減できそうです。通勤に伴う、交通費も削減できるのでしょうね。

私の場合は、C言語やC#、Excel VBAのレッスンをしていましたのでオンライン環境でレッスンをやりやすかったという側面もありました。楽器などでは自宅のマンションではできなかったと思います(騒音によるトラブルも増えているようです)。特に、Visual StudioのLIveShareは、C言語やC#のレッスンでは大活躍です。ただExcel VBAの、Visual Basic Editorでは、Live Shareまでの進化はなくクラウドを使った共有もレッスンには いまいちですが、デスクトップのリモート制御をZOOMなどで使って補っています。

2020年5月の大型連休は、外出禁止という極めて異例な年になりました。この機会に自分磨きを進めようとされた方が多かったわけです。さすがに一日中、様々な方とのオンラインレッスンを行った日は腰が痛くなり定期的にストレッチを行っておりました。ジムも閉鎖されているため自宅で筋トレをされていた方も多く、ダンベルなど健康器具も品薄となっていました。

今年の初めの出来事です。どうしても明日教えてほしいとお申込みがあり なんとか都合付けてカフェまで行ってお会いした日は、都内では珍しい雪景色でした。いまでも彩(いろどり)のある記憶のひと時です。その日は夜勤明けでしたので、雪がいっそう眩しく幻想的でとてもきらめいていました。人と人との触れ合いは、こういったお互いの人生に彩(いろどり)を与えることなんだなぁと思います。オンラインレッスンでは、まだモニター越しでしかあったことのない方が増えてしまっています。そういった方とも これから先のお互いの人生の中で、どこかで一度お会いして オンラインでなくカフェでお話ししてみたいです。

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