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ベトナム英雄革命家 クオン・デ候 祖国解放に捧げた生涯

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2022/8/15に、アマゾン・オンデマンド出版した、掲題のタイトルの書籍の歴史的背景説明や注釈を投稿してます。
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#新植民地主義

ベトナムの皇子クオン・デ候 家族写真の謎に迫る

 この写真なんですが、戦後の日本とベトナムで、『クオン・デ候の日本の家族写真』として出回…

何祐子
1年前
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ベトナム抗仏志士リーダー達のその後

 私が出版した翻訳本⇒「ベトナム英雄革命家 畿外候彊㭽 - クオン・デ候: 祖国解放に捧げ…

何祐子
1年前
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本の登場人物・時代背景に関する補足説明(19)終

『潘佩珠(ファン・ボイ・チャウ)著「海外血書」(1906)』   → 「1908年黎大(レ・ダイ)…

何祐子
1年前

本の登場人物・時代背景に関する補足説明(18)

『松岡洋右著「興亜の大業」』   → 昭和16年5月第一公論社発行です。最近では、日本で復刻…

何祐子
1年前
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本の登場人物・時代背景に関する補足説明(17)

『「スマッシング・サクセス」(大成功)の海外評価を得た』   → 「ドンダン、ランソン、…

何祐子
1年前
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本の登場人物・時代背景に関する補足説明(16)

『西南戦争』   → 「西南戦争は、日本が近代国家として生まれ変わろうとする混沌の中で、…

何祐子
1年前
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本の登場人物・時代背景に関する補足説明(15)

『蓋棺論定』   → 杜甫(とほ)の詩。人の真価は、その棺が蓋に覆われた後つまり死後に定まるという意味。 『犬養子爵のことを思い出すと、いつでも溢れる涙を禁じ得ない』   → 犬養毅の孫で評論家の犬養道子の著書『ある政治の娘』にも、この頃のクオンデ殿下が、青山墓地の犬養毅の墓の前で泣いている姿が述懐されています。 『現在使用している会規約冊子は、あの上海会議中に張英敏が手書きしたものを写した写真』   → 1924年から25年頃の日本内務省の調査報告に、クオンデ殿下が「金

仏領インドシナ総督メルラン襲撃事件

 1924年6月19日、当時の広東沙面フランス租界のビクトリアホテル(=沙面多維亜飯店)…

何祐子
1年前
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本の登場人物・時代背景に関する補足説明(14)-「越南国民党」に関して

 『越南国民党』は、『安南民族運動史概説』やその他の資料によりますと、指導者の名は『阮大…

何祐子
1年前
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阮(グエン)朝の皇帝系図

大岩誠氏の『安南民族運動史概説』のP.25に、ベトナムの最期の王朝『阮(グエン)王朝 皇帝系図…

何祐子
1年前
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本の登場人物・時代背景に関する補足説明(4)

『李鴻章(り・こうしょう)』   → 清朝の軍人。太平天国の乱平定に功あり、当時西大后の信…

何祐子
1年前
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本の登場人物・時代背景に関する補足説明(3)

『フランス・スペイン連合艦隊軍14隻がダナン沖に出現』   →「1858年、フランス軍中将‐…

何祐子
1年前
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本の登場人物・時代背景に関する補足説明(2)

『キリスト教徒布教活動』   → 「ヨーロッパ人のキリスト教布教活動の始まりについては、…

何祐子
1年前
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本の登場人物・時代背景に関する補足説明(1)

 私が先日出版した『ベトナム英雄革命家 畿外候彊㭽 - クオン・デ候: 祖国解放に捧げた生涯 | 何 祐子 |本 | 通販 | Amazon』は、初版発売日が8月15日でしたが、本文修正をしたために今の最短では9月14日出荷になるようです。再び少し延びる可能性もありますが、多分1,2週間かと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。😌  本の内容は、「ベトナム近代史・ベトナムの抗仏運動史・祖国解放革命史」でして、実は、大東亜戦争敗戦間際の日本とも非常に密接な関係があります。