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仏領インドシナと戦前の日本人

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戦前の仏領インドシナ、ベトナムの独立を直接、間接に援助した日本人を纏めてます。
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#仏印進駐

日本の平和外交『タイ・仏印(ベトナム)紛争調停(1940-41年)』その②

 日本の平和外交『タイ・仏印(ベトナム)紛争調停(1940-41年)』その①   1940…

何祐子
2か月前
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グエン朝第8代皇帝・ハムギ帝と画家藤田嗣治(ふじた つぐはる)

 戦後の日本では全然忘れ去られてますけど、、、  ベトナムは、1945年までは帝政国家で…

何祐子
2か月前
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ベトナム志士らが愛した三島由紀夫(みしま ゆきお)文学

  遅ればせながら明けましておめでとうございます。  2024年初めて投稿します。  本当…

何祐子
5か月前
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クオン・デ候を”南一雄(みなみ かずお)君”と呼んでいた 大川周明(おおかわ し…

 『大川周明(おおかわ しゅうめい)』でネット検索すると、大体こんな人物情報が出て来ます…

何祐子
7か月前
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『馬賊の唄』 ←本当の作者は誰??

 先の記事「西田税(にしだ みつぎ)とベトナム抗仏志士」で、1936年2月26日の『2.…

何祐子
7か月前
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ホー・チ・ミン氏とは、結局一体誰?・続編 ~ホーおじさんのコミンテルン人脈を探る…

 先日、こちらの記事⇒ホー・チ・ミン氏とは、結局一体誰?①で、『ベトナム革命の父』と呼ば…

何祐子
7か月前
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ベトナム独立を支援した福岡の人々 ~玄洋(げんよう)社・黒龍(こくりゅう)会~

 私事ですが、自宅の引っ越しでバタバタしまして、一カ月ぶりのnote投稿です。。。😭  PCに向かうのも久々、今日は、ベトナム阮(グエン)家のクオン・デ候とべトナム独立を支援したと史料に遺る、陸軍松井石根(まつい いわね)(予備役)大将が主幹を努めた団体『如月(きさらぎ)会』と、その主体(と云われている)『黒龍(こくりゅう)会』を取り挙げてみたいと思います。  『如月会』の名は、ベトナム抗仏関連史料に度々登場します。  「…松井石根大将の後押しで、女婿の参謀本部の第八班長、

興亜会(こうあかい)発起人曽根俊虎(そね としとら)が記した『法越交兵記』(18…

 『法』は仏(フランス)、『越』はベトナム。   米沢藩出身の曽根俊虎氏が、海軍大尉の職…

何祐子
10か月前
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西田税(にしだ みつぎ)とベトナム抗仏志士

 西田税(にしだ みつぎ)氏は、ネットで調べると大体こんな⇩人物説明が書いてあります。 …

何祐子
11か月前
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ベトナム抗仏志士と近衛秀麿(このえ ひでまろ)(8/12 追記)

 近衛秀麿(このえ ひでまろ)氏は、仏印平和進駐時の第二次近衛内閣の総理大臣近衛文麿(こ…

何祐子
11か月前
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仏領インドシナ(ベトナム)の中の『広島』と『長崎』

 先日は、日本の広島でG7サミットがありました。  広島といいますと、私も子供の頃はまだ自…

何祐子
1年前
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仏領インドシナ(ベトナム)にあった日本商社・大南(ダイ・ナム)公司と社長松下光廣…

 その(1)からの続きです。  サイゴンへ本社を移し、益々絶好調だった大南公司・松下光廣…

何祐子
1年前
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仏領インドシナ(ベトナム)にあった日本商社・大南(ダイ・ナム)公司と社長松下光廣…

 その(2)からの続きです。  ジュネーブ国際会議でインドシナ戦争休戦が決定し、親日家の…

何祐子
1年前
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仏領インドシナ(ベトナム)にあった日本商社・大南(ダイ・ナム)公司と社長松下光廣氏のこと その(1)

 去年から、ここ”NOTE”で記事を投稿させて頂いてから早半年が経ちます。主に以前『仏領印度支那(インドシナ)連邦』と呼ばれたベトナムに関する古い書籍の記述を元に色々纏めています。  1951年に亡命先の日本でお亡くなりになった旧ベトナム国の皇子、クオン・デ候の自伝冊子『クオン・デ 革命の生涯』の内容を軸に興味を広げ古書探索をし、その時代のベトナムに直接・間接、或いは大なり小なり関係があった日本人についてあれこれ書いて来ましたが、今日はとうとう、掲題の『大南(ダイ・ナム)公司