読まれぬそのまま 忘れ去られてしまう 手紙の様な年月が 過ぎてゆく 冷えたアトリエの隅に うずくまり 燻された銅のランプシェード 磨いてた 草原と月と夜明けは君の背中に 今も揺れてる、、

北海道に住んでた学生の頃に作曲したもの。
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草原と月と夜明け

窓を打つ音は
木枯らしか百舌鳥の羽根
真夜中に書いた
小説の中に住み
クレーの絵の様な
冬をその身に宿す
兵士達は皆
白い吐息捨ててく

いつも悲しみの壁を見上げて
叶わぬ理想さって声かみ締めた

草原と月と夜明けの古い残像が
今も揺れてる、、、

読まれぬそのまま
忘れ去られてしまう
手紙の様な年月が
過ぎてゆく

冷えたアトリエの隅に
うずくまり
燻された銅のランプシェード
磨いてた

草原と月と夜明けは君の背中に
今も揺れてる、、、

いつか悲しみの壁をよじ登り
帰らぬリチウムの星を掴むのさ

草原と月と夜明けの古い残像が
今も揺れてる、、、

窓を打つ音は
木枯らしか百舌鳥の羽根

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