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引き算思考【がやてっく開発室】

この記事は明日のがやてっく開発室に掲載される記事です。

過去のがやてっく開発室の記事はリンクトインで読むことができます。

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こんばんは!

がやてっく開発室です!

今日も越谷雑談がやてっくを通して得た気づきと20代の僕がリアルに体験している事を書いていこうと思います。

今日の記事は、成果を出す、商品を作るなど、仕事や活動を通して使う事ができる思考法についてです。もしかすると知っている方もいるかもしれませんが、特に20・30代で、将来的に独立や出世を狙う方は覚えておくといいと思います。

引き算思考という思考法を知っていますか?

僕は、サラリーマン時代も現在もこの引き算思考でしっかり成果を出してきました。

先に、どんな思考方法なのかを書きます。

簡単に言えば、

メリット・価値ーデメリット・不満=新たな価値

です。

例えば、商品を作るとき。

オーソドックスな開発方法として、世の中の解決できていない課題を見つけて、その課題を解決できる商品を開発するというものがあります。

色んな会社の会議に参加したり、経営者がプロダクトを生み出したときの方法として本に書かれていることが多いので、かなり一般的な作り方、考えだと思います。

これに対し、引き算思考で商品を開発する場合は、

すでに生み出された商品を使う上で生まれた課題を解決する商品を作りだします。

すごくザックリいうと、ゲームのハード(プレイステーションやスウィッチ)のゲームソフトのみを作り出すのが引き算思考です。

世の中のまだ見つかっていない課題を解決する商品の開発は、非常に難易度が高く、運用が難しいです。

まず、見つけられるか分かりません。仮に見つかったとしても、自分よりも大きな会社にマネされたら運用できないです。マーケティングの難易度も高く、最後は仮説や想像の域を超えないので、運の要素が大きくなります。

それに対して引き算思考は、

もともと存在する商品やサービスが生まれたことで出てきた課題を解決するので、課題を見つけやすく、もとの商品が売れれば売れるだけ自分の商品も売れ(上手くいけばもとの商品の会社から買い取りたいと言われるかも)、マーケティングもかけやすくなります(商品を買った人に課題はあるかと聞けばいい)

比較的、生み出す・成功するハードルが低く、商品規模からのスタートなので、自然とニッチな商品が創れることから、ファンがつきやすくなるのです。

ちなみにがやてっくの運営方法(コンテンツや記事の書き方)を決めるときに僕が使った思考方がこの引き算思考です。

もともと越谷市には長い記事で人や街の魅力を紹介するオウンドメディアが複数あり、それらのバリュー・メリットからデメリット・不満を引いた結果、短い記事で場所だけを提供し、毎日更新するという方法をはじき出しました。※PV数はぐんぐん伸びてます(笑)

広告営業をしているときも引き算思考でニーズを割り出しました。

もともと使っている販促ツールやメディアのメリット・価値からデメリット・不安を引き、広告の内容をはじき出して、提案します。

より具体的で、気づかなったニーズを発掘できるこの思考法は分かりやすくて、ウケがいいので、比較的多くの方に刺さるのです。

すでにあるモノの課題を見つけるのは、想像から課題を見つけるよりも簡単で、多くの人がアイデアをひねり出すことができます。

発想には、過去にみたものをつなげるや課題を捉える、課題の向こう側を想像するなど色々な手法があるのですが、これらは足し算や掛け算的な思考が要求されます。

数字が増えていく思考法は答えにキリが無くなってしまい、気づけば色々なアイデアや発想を盛り込んでしまって、元がなんのか分からなくってしまう危険性があります。

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