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ゲイリーマンの断酒記録37日目「ノンアルコールビールがおいしい」

あれから記録をnoteに書いてないからどうせお酒飲んじゃったんでしょ?そう思っている人も多いでしょう。
全然まだ継続中です。しかも、1度用事があってゲイバーに飲みに行きましたが3時間丸々ノンアルコールで十分楽しめました。

断酒も余裕の37日目

節約もできてるし最高!

断酒も余裕です。37日目ですが、飲みたい!という気持ちにあんまりならないです。
お酒を飲むと陽気になるんですが、振り返ってみると記憶も曖昧だし本当に楽しかったのかな?と思うこともあります。
脳が麻痺してるから”楽しいような雰囲気”に身を寄せてただけなのかもしれません。

ノンアルコールビールにハマる

知らないうちにノンアルコールカクテルやビールがすごく増えていることに気付きました。
ドラッグストアでドリンクコーナーを見てると、カロリーゼロ!体脂肪を減らす!とすごいノンアルコールビール、ノンアルコールカクテル。

ドラッグストアにタバコ、お酒があるのって昔から不思議でしたがノンアルコールビールは正しい形なのかも。

ノンアルコールも色々な種類が出ていて、ライムが入ったものがすごい美味しかったのでおすすめです。
食事にも合うから飲食店はこれを置いてほしい。

お酒を飲む理由

お酒を飲む理由ってみんな、心の隙間だと思うんです。充実しないこと、もやもやしていることをごまかすような、夢の中に行きたいような。現実から目をそらしたいような…。

突然ですが、僕は吉田修一さんの小説「怒り」で大好きな一文があります。

「結局、大切な人ができるというのは、
これまで大切だったものが大切ではなくなることなのかもしれない。
大切なものは増えるのではなく、減っていくのだ。」

「怒り」吉田修一

歳を重ねると大切なものってどんどん減っていくんですよね。それはどんどん身軽に、手ぶらに近づいていくような感覚。

一人でどんどん大丈夫になっていくのと同じように周りに依存しないような生き方を選びたくなっていきます。

だから、僕が今お酒を飲む理由がなくなったから断酒できているのかもしれないです。

ゲイバーでみんな身を寄せ合っている

ゲイバーでみんなわいわいと楽しくしているのは日常ではない非日常に充実しているからでしょう。
僕自身も満たされない気持ちが強いとお酒、ゲイバーを求めます。行けばみんなとなんとなく”うそみたいな楽しい時間”を過ごせるからです。

欲求不満の量が飲酒量という研究結果があるように、日々の欲求不満をそこで発散しているんでしょう。

お酒に頼って生きたくない

お酒がないと本音で話せない人はいらないし、お酒がないと楽しめない人ならいらない。
お酒に頼らないと話せない内容なら聞きたくない。
お酒に頼るようにして生きていくには身軽に生きれません。いつだって結局は自分が一番大切で、結局は他人はみんな自分が一番です。

宇多田ヒカルさんの歌詞にもこれのきっかけになる歌詞があります。最後に紹介させてください。

広い世界に未知なるステージ
カバンは嫌い 邪魔なだけ
強いお酒にこわい夢
いつか死ぬ時 手ぶらがbest

宇多田ヒカル「忘却」

今も1秒1秒、生きてるんじゃなくて死に近づいています。そんなとき大荷物だと邪魔。
手ぶらがベスト、お酒という足かせもいらないです。

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