上京してから5年が経とうとしている。 ここでの生活も慣れたものだ。 起きて、電車に乗り、会社へ行く。 仕事が終われば、だいたい家に直帰。 他人のことなど気にしない、気にならない。 都会の喧騒、などと言うがこの街はむしろきわめて静かだと思う。 多くの人が歩いているけれど、背景にすぎない。お互いに。 思えば幼い頃は、近所の人に会えば挨拶をし、週末には町内会に参加して、季節になればお祭りや運動会に参加したものである。 今はそれが全くない。そしてそのことに寂しさよりもむしろ過ご
つい先日とある映画を見た。 割と有名な監督のものだった。 だが、あろうことか中盤から後半にかけて 大爆睡をかましてしまった。 目が覚めたときにはラストシーンで、オチだけ知ってしまった大変居心地の悪い状態だ。 もちろん寝たいと思っていたわけではない。 だけど、どうしても睡魔に勝てなかった。無念 この日のように自分はときたま映画を見ている最中に寝落ちすることがある。 ただ眠る理由が「作品がつまらないから」ではないことは強く言っておきたい。 事実寝落ちした映画『英雄の証明』
はじめに今年は新型コロナウイルスの影響で日本でも新作映画の公開が一時完全ストップ、またハリウッドで新作の公開が次々と延期になり、映画館が再開しても洋画の大作が少ない状況がありました。 映画というコンテンツもまたコロナ禍で多大なる影響を受けたひとつです。 しかしながら、同時に、良い作品も多く公開されました。個人的な印象としては青春映画に傑作が多かったなあと思いました。 ある意味自分自身が未だに青春を求めているということなのかもしれません… そんな思いを馳せながら今年の年間
みなさんこんにちは、ガワノートと申します。 Twitterではがわさんという名前で映画アカウントを細々とやってます。映画が好きなんです。 今年はコロナ禍もありいつになく映画館に行けない日々を過ごしておりました。 2ヶ月半以上映画館に行かないというのは15年ぶりくらいですかね。 映画そのものも好きなんですが、劇場自体の雰囲気も同じくらい大好きなので自粛期間は我慢の日々でした。 自宅で過去の作品を観る中でふと考えていたことがあります。 「なんで自分は映画を観るのだろう」
