不思議な話し

中学生くらいの時からかな。
不思議と人から相談を受けるようになった。
男女問わず・・・というか女性からの相談の方が圧倒的に多いかもしれない。

どんな相談かと言えば、本当にありきたりな相談だったり中には相談じゃなくて、ただただ話を聞いて欲しいだけだったりするものも沢山ある。
或いは、本当は誰にも話せないけれどもどうしても一人じゃ抱え込めなくなって、行き当たるのが私だったりするらしい。

だから私は自分の秘密以外に墓まで持っていかないといけない話が合ったりする。当然私はそのことについて今後誰かに話すこともしないし、どこかに記したりもしない。何なら、話してくれた本人にさえ絶対にこっちからはその話はしない。

何で私相手にそんな風に話をしてくるのか、ふと疑問に思って何度か聞いたことがある。
「がわさんって何を話しても引かないで聞いてくれる気がした」
「偉そうにアドバイスとかしないでただ聞いてくれてお終いにしてくれそう」
「口が堅いのは知ってるから」
「なんとなく、がわさん相手だと話しちゃうんだよね」

ありがたいことにそんな風に言ってもらえた。
悪い方向に捉えると、誰からもなんとも思われていないというか、所詮取るに足らない人間って思われてるっていう風になるけどそれはあえて見向きもしないことにする。

これは私なりのポリシーで普通の話じゃなくて、「ちょっと話聞いて欲しい」って言われた場合は意見言わないし、ただ聞くだけ。
んでもって、基本的に何言われても引かないように意識してる。

というのも、「話を聞いて欲しい」って言ってきた時点で相手は相当な覚悟を決めてきてると勝手に思っているのでその話に対して「引く」のはいささか失礼な気がしています。

もちろんとんでもない話しだったら相槌変わりにツッコミを入れたりはするけれども、そのくらいは勘弁してほしい。
「秘密にしてね」って話をしてくるってことは、こっちを巻き込んでくるわけだから。

まあ今まで聞いてきた話の9割は人間関係で残りの1割が人生についてだったりするんだけど。
他人の人生に干渉できるほど偉くもなければ聖人君子でもないので、ただただ聞くだけ。

もし、何か話したいというかそうい物があればいつでもどうぞ笑
自信を持って口は堅いと言えますので。聞いた話は墓まで持っていきますよ。

逆に自分から誰かに相談したりすることはないから不思議な話しなんですよね。誰かに話す時はどこかで勝手に話されること前提で私は話すから本当に相談したり話したいことは実は話したことがほぼなかったりするんですよね。

いつか、そういうことも全部話せる人が現れたら私もきっと色々な話しをするんだろうなあなんて思う。

がわ

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