見出し画像

Mac&PS5とディスプレイ・マイク・カメラをスッキリと共存させるデスク上配置の作り方

はじめに

前回の記事で,デスク裏にMac2台とPS5とetc.を設置するための内容を紹介しました.

とはいえ本体を設置しただけではもちろん不十分で,ディスプレイへの接続が必要です.またリモートワークの必需品であるWebカメラとマイクの接続も不可欠です.
この記事では,これらの機器の接続を,極力ケーブルを見せずにスッキリとまとめるための設置の方法について紹介します.

使用している機器

ディスプレイ

DellのS2722QCを使用しています.USB-CおよびHDMI×2など端子が豊富であり,またUSB-A端子が2つ備えられており,ハブとしても使用できます.
スピーカーも搭載しているので,ゲームをする際にも困りません.

Webカメラ

LogicoolのC980を使用しています.コンパクトでシンプルな見た目が気に入っています.画質も十分で,ハードとしては申し分ないです.
専用ソフトで露出等の調整ができると謳われていますが,私の環境では起動しなかったり起動しても動作が怪しかったりなので,ソフトについては諦めています.

マイク

マランツプロのMPM-4000Uを使用しています.手元で音量やミュートのOn/Offが切り替えられるので便利です.
こういった機器には詳しくなく,またマイク越しで自分の声を聞くこともあまりないので良し悪しはあまり分かりませんが,同僚からは音質を褒められることもあるので,それなりだと思います.
購入前に参照した記事にならい,とりあえずポップガードも使用しています.と思ったら私が購入したときにくらべてポップガードが倍以上に値上がりしている…(逆にマイクは少し値段が下がっている)

ディスプレイの設置

エルゴトロンのモニターアームを使用してディスプレイを設置しています
スタンディングデスクを使用しているため,座り・立ちでディスプレイの位置を調整することができて便利です.
機器の設置や配線等をするときにもディスプレイをサッと動かせるため,ストレスなく作業できます.(本記事の写真撮影時にも大活躍でした)

ディスプレイとMac・PS5の接続

ディスプレイとMacはUSB-Cで接続しています.映像出力に加えてMacBookへの給電も1本でまかなえるため,非常に便利です.
また,ディスプレイをハブとして使用することで,カメラ・マイクとの接続も簡単に行えます.(カメラ・マイクの接続は後述します)
ディスプレイがハブとなるため,2台あるMacのうち,そのとき使用する端末とディスプレイを接続させることによって,カメラ・マイクもMac間で共有できるようになります.

ディスプレイとPS5の接続にはHDMIを使用しており,こちらは特に工夫はしていません.

ディスプレイから伸びる各種ケーブル類は,モニターアームのケーブルガイドに沿わせることで,雑然としないようにしています.

ディスプレイの裏.電源ケーブル,HDMI,USB-C,USB-A×2を接続しています.

Macとカメラ・マイクの接続

先述した通り,ディスプレイにはUSB-A端子が備えられているので,ここからカメラ・マイクに接続することで,Macと各機器を接続しています.
WebカメラのケーブルはUSB-Cですが,ディスプレイ側の端子はUSB-Aなので,アダプタを使用しています.
また,カメラと接続させているのUSB端子はディスプレイの下側にあるのですが,ここにケーブルを直接繋ぐと持ち手が前面にデカデカと出てしまいます.これを避けるため,L字型のアダプタを使用してディスプレイからのはみ出しを最小限にしています.

手元から使いやすいように…とディスプレイ下に端子があります.
が,今回はそれが仇となったのでL字のアダプタでスッキリとさせています.

アダプタを2段階噛ませている微妙さはドンマイなポイントです.(が,こうしないとカメラのケーブルにかなり負荷がかかり断線しかねない様子だったのでこのようにしています.なんとかしたいところではあります)

マイクについては,マイクアーム→モニターアームを経由して,ディスプレイのUSB端子に接続しています.マイクのケーブル端子はUSB-Aなので,アダプタ等は不要でそのまま挿しています.

カメラの設置

カメラを見上げるような位置にしたくなかったので,ディスプレイの左脇からこちらを捉えるように設置しています.

ディスプレイの脇からちょこんと顔を出しているようなたたずまいです.

この配置はモニターアームをクランプではさみ,スライディングアームを伸ばすことで実現しています.(以下の記事を参考にしました)

スライディングアームの先には自由雲台を取り付け,カメラの位置を微調整できるようにしています.
※ Webカメラ(C980)は三脚用マウントが備え付けられているので,雲台にそのまま取り付けられます.

モニターアームの根本をクランプではさみ,スライディングアームを伸ばしています.
ディスプレイを動かしてもカメラがずれないよう,モニターアームの根本をはさんでいます.
※ モニターアームはこのような使用は想定外と思うので,実施の際には破損等にご注意ください.
カメラからスライディングアームを見た図.
ケーブル長はかなり余裕があるので,アームに巻きつけることで雑然としないようにしています.

マイクの設置

先述の通り,マイクアーム(Elgato Wave Mic Arm LP)を使用して設置しています.
元々はマイクに備え付けのスタンドを使用していたのですが,同僚から「キーボードの打鍵音が気になる」とちょくちょく指摘されたため,マイクアームを導入しました.
コンパクトに折りたためるため,使用していないときはマイクおよびマイクアームはほとんど気にならないので気に入っています.

高さもなくスッキリとマイクを設置できます.
アーム内にケーブルを収納できるので,そのまま使うだけでご覧の通りスッキリとします.

完成系

ディスプレイの裏はなんやかんややってますが,前から見るとスッキリしています.

おわりに

Mac2台+PS5とディスプレイ・Webカメラ・マイクをスッキリと共存させる配置の作り方について紹介しました.
MacとPS5(or ゲーム機)の共存ならまだしも,それに加えて2台のMacでWebカメラとマイクを共有させてかつスッキリ見せたい…という欲求を持つ人がどれだけいるのかは不明です.
が,少なくとも私はこの環境をつくったことで,業務もプライベートの作業もFF16も快適にできているので満足しています.

この記事が参加している募集

こだわりデスクツアー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?