【海外渡航情報】2021年8月のコロナ下でイギリスから日本へ帰る方法

この記事は、私がコロナ下にてロンドンを行き来した経験について紹介します。日々状況が変わる中、渡航前私も大変苦労したので、タイムリーな情報を提供したく、今後変わる可能性はありますが、21年夏時点での情報を共有します。（情報は2021.08.15時点です）

※日本からイギリスへ行く方法は下記をご参考ください

準備資料

日本帰国に当たり、事前に準備必要な資料は以下の通りです。

1．政府指定の陰性証明書

外務省のホームページ上には各国の言語にて公式フォーマットがあり、こちらを記入してもらう必要があります。この公式フォーマットに記載してもらう病院を見つけることが難しいです。

有効な「出国前検査証明」フォーマット

ロンドンに限って言うと日本人用の病院では、72時間以内で結果が出る保証がないという事で、対応してもらえません。

私は在英日本大使館のHP上に記載の下記病院で対応いただきました。この医療機関は出国用の対応はしてもらえますが、キャンセルは接種の72時間前までしか対応は出来ず、これを過ぎると全額帰ってきません。但し、接種の時間を調整出来ます。時間は朝7時から夜の8時以降とかなり長い時間対応してもらえます。

Test On Departure - UK Airports

また、病院ではLAPM試験のみ公式フォーマットで対応とありますが、私はPCRでもお願いすればやってもらえました。LAMP試験の良い点は2時間以内に結果が出ますが、主要の空港（ロンドンではヒースローとロンドンシティ空港のみ）です。反対にPCRは比較的広い範囲（空港＋国際線が発着する駅）で受けられますが、結果が出るのに最大48時間かかります。日本の規定72時間には間に合いますが、リスクがゼロではありません。

私はst. Pancras駅で対応し、無事翌日に受け取ることが出来ました。

出国～隔離

必要資料を作成したのち、登場までに下記リンクより必要情報を記入し、個人用のバーコードを取得必要です。リンクはフライトチェックイン時に説明とアクセス用バーコードが書いてある資料をもらえるので、フライト時間までで十分対応できます。

http://arqs-qa.follpwup.mhlw.go.jp

また、機内にて入国時に必要な資料を配布されますので、飛行機を降りるまでに記載します。これは降りた後の手続きで必要です。

また、到着後に以下のアプリをダウンロードし、使えるかどうか確認されますので、これは事前にダウンロードしておけばスムーズです。ちなみに私は６月に中国から帰国した際は先のアプリに加えて更に2つのアプリをダウンロードしましたが、これは現在使わないようです。

新型コロナウイルス接触確認アプリ（COCOA）COVID-19（下記左）
My SOS（下記右）

その後唾液での検査があり、陰性が確認できるまで待ちます。この時間が一番かかり、大体1時間から1時間半ほどかかります。陰性が確認されたら、7人ぐらいのグループに空港スタッフが1人付き、入国審査と隔離ホテルに向けたバスへの案内をしてくれます。ちなみに飛行機を降りてからここまでの間トイレには行けないですし、コンビニなどに行く時間もないので、隔離先で必要になるものは出発前に買っておく事をお勧めします。

隔離先のホテルは当日決定し、宿泊費とその間の食事代は無償になります。私は羽田空港到着で両国のAPAホテルへ運ばれました。

ホテルに到着後、手続きをして部屋に入ります。21年8月時点では3日間、この部屋から出られません。食事は毎日3食部屋のノブにかけられた物を食べます。写真は1枚目から、とある日の朝食、昼食、夕食です。個人的な感想ですが、当たりはずれは大きく、量が少ないです。

3日目の朝に再度PCR検査を行い、問題がなければ、その日の夕方に羽田空港まで戻り、そこで解散となります。但し、移動に公共交通機関（電車、バス、タクシー）が使えないので、迎えに来てもらう事やレンタカーを借りて自分で移動するか、移動手段を確保する必要があります。

その後、自宅等の隔離先に移動した後は空港で確認されたアプリを使って健康状態を毎日14時までに報告する事と、先のMy SOSアプリが不定期に位置情報の送信とテレビ電話での所在確認があるので、これに対応しながら残りの11日間過ごします。

最後に

日本政府が現在危険国と指定する国から帰国の際は、日本でも隔離期間が設けられています。この期間は部屋から一歩も出られないので、結構きついです。特に私の部屋は窓を開けることも出来ず、時差ぼけがなかなか取れなかったです。ここは対策必要です。

海外からの感染者が入ってくるとの事が報道されていますが、現在日本側での対応は厳しくなっていると思います。（少なくとも日本→イギリスよりも厳しいです。）

経験者の感覚としては、１日も早くこういった状況がなくなればいいなと心から思います。

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これを書いている私はこんな人です

「キャリア」×「自由でいい」をテーマに面白いゆとり世代を発信するラジオやっています

https://note.com/gattichen/n/n3e922b3ae321

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