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外国で日本語に出会ったような衝撃を受ける1歳半の息子

"どうぞ" ができる息子(1歳6ヶ月)
最近はあげたあと自分がいらないと「なぃなぃ」と返品不可の意思を示すようになっていた。


そんな息子に、息子の言葉で返事するようにしてみた。その名も『なぃなぃ返し』。

今までは食事中などこちらがまだ動けない時は「どじょ」をされてもありがとうと受け取るか、今ご飯だからごめんね?といって断っていた。ただこれが息子的には不機嫌スイッチ・オン。笑顔でどうぞしたのになんかごちゃごちゃ言われて受け取ってくれないどころか自分をそっちのけで別のことを始める親、それをみて少し真顔になり渡そうとして持っていたものをその場でポイッ。正直物が壊れる前にどこかのタイミングで注意しなきゃいけないやつです。

しかーし、最近息子は断る意思表示の仕方と言葉を覚えました。それが「なぃなぃ」

なぃなぃと言いながら手と首を左右に振って自分に不要な旨を伝えるこの言葉、使わない手はありません。そしてその効果はバツグンでした。

食事中、自分のフォークを僕にくれようとする息子。息子の食事は終わっておらず僕もまだ食事中。

「どじょ」

これに対ししっかりと、息子がわかる言葉と動きで返事します。

なぃなぃ

「なぃなぃ!?!?」

復唱して驚く息子。
異国の地の人間が急に自分の国の言葉を喋り出したことに衝撃を受けているような、それともこれを拒否するなんてあり得ないと言っているのか、とても驚いた様子でこちらを見つめたあと何かを考え出すかのように視線と身体を正面に戻し手元のフォークをじっと見つめます。

子供には短く、子供にわかる言葉で返すのがいいとは言いますが果たしてこれは良いのか悪いのか。

何回か「どじょ」が続いた場合はご飯中であることやお仕事してるからなど短めに、でもしっかりと言葉で伝えているのだけれど、正直悩ましい。

ただ、どんどんコミュニケーションがとれるようになり人間味が増していく息子は本当に可愛いです。キレなければとても天使。夜泣きをしなければさらに良しです。

さ、今日も息子に元気をもらいながらお仕事頑張ろっと。

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