結晶スポンジ法という手法が、素晴らしいお話
勉強系noteに触発され勉強系記事
最近、結晶スポンジ法というX-線回折分析法があることを知りビックリしました。
無機化学の分野で、これこれこの化学物質はこういう構造です!というのは結晶化出来ないとX-線回折分析出来ない。
つまり、X-線を当てて反射する角度から、長さから推定するのだが、これはつまり教科書に載っていたあらゆる構造は、結晶化しているから測定出来た!事を意味する。
じゃあ逆に結晶化しない物質の構造をわざわざ調べる必要あるの?
と思ったが、たんぱく質の一部や高分子の一部の構造を、これで分析出来るらしい。
つまり結晶化しないけど、なんとか強引に!という物質の新たな構造分析方法がこの結晶スポンジ法
まさに、別の見方をすれば、という新しい側面から物質の構造を推定出来る様になった。
ところで、何がビックリしたかと言うと結晶化しない物質の構造の配置や大きさって計算するしかないんだから、計算で大体わかっていたんだから、別に敢えて測定する必要あります?
という見方から、
あれ?そもそも結晶化している化学物質の構造も(今迄100年)イチイチX-線で確認してたが、
別に計算で求めた、想像の構造、でも面白い。不思議。ワクワク。
という新たな視点を想像して、ビックリした。
これだけ科学技術が発達して、化学の構造だけ錬金術みたいな想像の絵で、描かれていたらワクワクですよね?
つまりX-線回折分析がかなり化学をつまらないものにしたし、目に見えるものにしちゃってくれた、僕のワクワクを返せ!(怒)
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