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死ぬかもしれない、という経験をして頭が良くなった話し①

僕は都内のある有名大学を卒業したのだが、あまり深く考えずに大学に入学した。

勉強は良く出来た方なんだけど、スポーツが苦手でした。特に反射神経が悪いのか、二秒後に相手がどう動くか?0.5秒後に相手がどう動くか?みたいな反射神経が全然駄目で、まあそんなものかな?とか思っていた(まあ勉強メインただし)たまーに、相手が止まったように、ゆっくり見えたりして「あれ?この反射神経が試合の間ずっと続いたら僕も試合に勝てるのにな」とか思ったりしていました。

その後、社会人になり仕事はサクサクこなすようになるんですが、今一本気度に欠ける、というような仕事っぷりでしたが、「まあ、いい大学を出て、保身に走り、人生の安泰を優先し、公務員と悩んで会社員になった男」の人生なんてこんなものかな?

と、半ば諦め気味に仕事をしていました。

ところが、ある日、ちょっとした過労(本当に、ちょっとした過労状態)に陥り「あれ?俺死ぬの?」みたいな状態になりました。

別にたいした疲労感ではなかったのですが回復してからも、「この先、この仕事を続けていたら、また過労状態がやって来て、もしかしたら死ぬかもしれない」→何事も大袈裟に考えてしまいます。

と、深く受けとめてしまったのです。

要するに、万分の一の確率で五年後には自分は死んでこの世に居ないのかもしれない、と強く意識するようになりました。

その後、もし早死にすると仮定するなら、どんな事をしようか?と考えるようになり、ならば形に残る芸術的な仕事や、物作りがやはり一生の仕事なんではなかろうか、と考えるに至りました。

しかし、急に転職する訳にもいかず、まあ、とりあえず目の前の仕事に集中してみよう!と、好きでは無いのだが心を入れ替えて取り組んでみたのです。




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