大学で、化学を勉強する上で国語が重要な理由
という訳で、化学の理論はあと付けなので
誰が、いつ、どのように発想した理論が教科書となって載っているのか?
が、実はメチャクチャ重要です。さらに、その裏には、何十通り、何百通りのポシャった理論が、存在しています。
にもかかわらず、教科書では
「A+B→C」これは、◯◯反応です。こういう理論です。
の一言で済まされています。
その裏には「普通の人は思い付かない、天才理論だけど、私には思い付きました。あなた達頑張って暗記してね!」という、行間が隠されているのですが、400ページ位延々当たり前の様に書かれていると、頭がクラクラしてきます。
つまり、無意識に天才が発想した、天才理論に脳がさらされいつのまにか、「東大数学、作問せよ」というレベルに脳が侵され「あれ?東大過去問、解答見てもいいんだよね?わからなかったら。」という事を忘れてしまうのです。
1ページ、1ページ毎に太字で但し書きして欲しいです。特に有機化学
「普通の人には思いつかない天才理論だから、難しく考えては駄目です!」
と。つまり、国語力があれば、「なるほど、この天才がこういう風に発想した、天才理論なのでこの天才理論と私の間には何の関係も無いのだな!わかった👍丸暗記してやろう!」となるのです!
という訳で、あと付け理論なのに、段々あと付け、という事を忘れ頭痛くなってくるランキング。
1 物理化学
そもそも、全部あと付け理論。全部後付けなのに、理解するのに10年以上かかる。
東大数学、丸暗記しました!って言う方が可愛いレベル。理論なのにいつのまにか理論の使い方見失う。
2 有機化学
あと付け理論100パターンの一番土台となる原子の軌道や、電子の移動、電子の偏り、理論の部分が、どう考えても天才の仕事。
最初の理論は、東大数学、全部自分で作問する方がまだこの発想するより簡単でしょ!あと付け理論にも程があります!!レベル
でも、残りのあと付け理論は、まだ可愛い。
簡単に使いこなせるよう(研究で)になればいつのまにか、あと付けであることを忘れる。
でも、一番基礎の論理があと付けであることは忘れてはいけない。勝率1/10位の素晴らしいあと付け理論
3 無機化学
何百℃に燃焼したらガラスになりました!みたいな理論で、あと付けではなく、事実です!
と、言ってもおかしくないレベルの理論。
しかし、最新の研究のではどう考えてもまぐれ当たり?(つまり、たまたま凄い物が出来てこういう理論なら説明出来ます)→確実にあと付け
1/5000の確率で、4999失敗してるっしょ、良く諦めなかったな!というレベル
4 化学工学
あと付け理論ではない。まず物理現象があって物理理論があって、その物理理論にしたがってパイプラインなり、工場なり設計しましょう!というお話。
目的は、ざっくりアルコール分5%のビール作りましょう!みたいな話しなので、実際、パイプラインの長さが、一ミリ狂っても、10ミリ狂っても、結果には大差ないんだが、化学の世界の厳密さに慣れると、「だいたい5%位のアルコールが、出来ればいいっしょ!」という感覚が解らず、あまりにも厳密な数式にやられる。
要は、数式の上では厳密なんだが、実物はちょっと傾いてたりする建物、みたいなイメージ。
理論を発展させると、工場も作れちゃう。
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