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#25 2022年シーズン終了 総括

おはようございます。

先日秋季キャンプを打ち上げ、オフシーズンへ突入しました。

チームは前半は調子が良く首位にもいましたが、途中からは失速してしまい、最終的に5位で終了しました。

2年ぶりの1軍帯同は想像よりも大変で、課題が多く出た1年でした。 

もっとチームに貢献できたなぁと思う反面、自分一人の力ではどうにもできないなぁと思わされる場面も多々ありました。

改めて個々の能力を高めていくのは勿論のこと、組織力を上げないと更なるレベルアップは難しいと感じました。

今年の取り組みや、課題をコンディショニングトレーナー観点でまとめて見ました。

コンディショニング クラウド共有

コンディショニング部門は1−3軍で計5名で成り立っています。

全員で決めた要綱に従ってプログラム提供を行い、各担当間でのズレを少なくしようとしてきました。しかし、1軍と2−3軍は施設が分かれていて、お互い提供している姿を見れない分、具体的に何をどう処方しているかお互い確認できていない状況でした。

そこで今年からはicloudの共有ファイルを使用する事で、各選手がどこで何をどれぐらい行ったか(量・種目・強度など)を入力し、常に1−3軍間でのコンディショニング情報共有が可能となりました。 

メリットとして
   ・選手が異なる環境でも共通したコンディショニングを行える
   ・過去を振り返りやすい
   ・各担当が指摘・助言などが遠隔でもできる

デメリットとして
   ・入力やフォーマット作成など労力が増える
   ・球場でのネット環境がないケースが多い

などが挙げられます。

個人的には良い取り組みだったと思いますので、今後も改良を続けながら継続していきたいです。

データ管理・提供

近年野球界、トレーニング業界でデータ普及が進化してきています。コンディショニング部門でもデータ化を進めており、様々な体力数値を扱っています。

データを集めてはいるものの、選手へ有益なフィードバックが出来ているのか、労力・リスクを考慮してまでも収集する価値があるのか、悩みは尽きません。

今後データ収集する項目や、フィードバック方法など改良の余地がありそうです。

疲労管理

コンディショニング部門では提供するプログラムの量・強度、体組成、体力数値などを基に疲労度を予測する事で、疲労を考慮することが出来ています。

しかし、野球では打つ・投げる・守る・走る動作や、移動、環境ストレスなど計り知れない要素が多々存在します。

専門外ではありますが、野球動作の数値化などが発展すれば、微力ながら選手のコンディションを少しでも良い状態へ持っていけるのではと思います。

労働時間

改めて拘束時間が非常に長い職場だと感じました。やり甲斐を感じやすい職場である一方で、犠牲が多く払われて成り立つ職ですね。 

考えることも多々ありますが、働き方を改革していく様に交渉したり、周囲を納得させるためのスキルが必要だと実感しました。 

今の時代だからこそ、家族と自分を豊かに、多様に楽しめる選択をしていく事を考えるようになってきました。

以上、久々の投稿で全くまとまりもない記事ですが、今シーズン終えて思ったことを書いてみました。


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