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無理のない複数案件の対応方法

ライター活動をはじめてから2ヶ月ほどが経ち、ありがたいことにいくつかの継続的な記事作成依頼をいただけています。

携われる案件が増えてくると、複数のシングルタスクを並行してこなさなければならないことも少なくありません。

本日は、いわゆるマルチタスクを実行する際、私が工夫している点をお話しします。

私のようなwebライター活動を始めたばかりの方や、その他の副業をされている方などと気持ちを共有できればうれしいです。

早すぎる提出を行わない

マルチタスクを行う際、大きく2つのことを工夫しています。
その1つが、早すぎる提出を行わないことです。

早く提出すること自体は悪くはないと思いますが、その分質が落ちる可能性があります。

3ヶ月の作成期間を与えられた課題に対し、2ヶ月で提出するのは問題なさそうですが、私の今の仕事は着手から納期まで1週間程度であることがほとんどです。

そのため、すこしでも長く文章を見直せるようにしています。

記事の数を欲張らず、一つ一つの記事の質にこだわる

私は「1文字1円」といった条件で働いているため、多くの記事を作成したほうが報酬は増えますが、記事数を欲張らないようにしています。

私が継続依頼をいただいている案件には、週に何本、といった明確なノルマがないものがあります。

すなわち、週に3本作成してもいいですし、2週間に1本作成してもいいのです。

もちろん報酬が多いに越したことはないですが、

  • 依頼者と私の修正時間を加味するとむしろ余分な時間がかかる

  • 早く提出すると次の案件に着手しなければならない(望んでいない新たな締切が発生する)

ため、時間的にも精神的にも余裕がなくならないよう気をつけています。

また、副業をはじめたのは目先のお金のためではないことも忘れないようにしています。

本業にもwebライターにも活きる力を身につけることを意識し、一つ一つの記事を書かなければ本末転倒でしょう。

お金にこだわるのは、報酬の基準が「文字」ではなく「記事」になってからでよいと思っています。

記事ごとに作成しない

たとえば、3つの記事を週末までに納品しなければならないとします。

その際、私は一つずつではなく並行して作成し、すべての記事を週末に納品するようにしています。

なぜなら、

  • それぞれの記事作成にかかる時間の目安を早めに把握したい

  • 読み返すたびに修正したい箇所が見つかる

  • 書いていない時間にアイデアが生まれる

  • 他の記事で気づいた点をその場で反映できる

などの理由があるためです。

進め方の段階は、

  1. はじめにすべての記事のキーワードを確認する

  2. 構成を作成する

  3. 粗々な(メモレベルの)状態まで書き進める

  4. 仮入稿できる程度の記事にする

  5. 読み直し修正を繰り返す

  6. 納期の少し前に納品

といった感じでしょうか。

私だけなのかもしれませんが、読めば読むほど修正したい点が見つかるため、この方法を採用することにしました。

正直なところ、納品時にも記事に自信があるか、と聞かれてはっきりYESと答えられることはない気がします。

執筆の経験を積みながら、依頼者の書き方の好みを理解し、よりよい記事を作成したいところです。

一見非効率なことに取り組む

工夫している点の2つ目は、一見非効率なことに取り組むことです。

今後、何ヶ月・何年と書き続けて技術を磨いていく場合、遠回りをしてもよいと思っています。

むしろ、遠回りをしながら、複数の視座から同じ点を見つめることが重要であると考えています。

あえて複数の依頼者から仕事を受ける

上述したとおり、1人の依頼者の仕事を週に3本のペースでこなすことも可能な状況ではあります。

しかし、私は複数の依頼者から仕事を受けるようにしています。

これは、

  • 1人の依頼者から同時に複数の案件を受けることが難しい(記事数を増やす場合、着手から納品までの期間が短くなる)

  • 依頼者ごとに修正の仕方が異なる

  • 依頼者ごとにマニュアルや作成ツールが異なる

といった理由があるためです。

私はwebライターとして初心者であるため、記事がどのように作成され、web上に掲載されるかについて、知らないことばかりです。

そのため、様々な方法に触れることで、「記事作成」という狭い範囲ではなく「サイトの運営」という広い範囲について学びたいと考えています。

各依頼者のシステムに慣れることにはなかなかのエネルギーを使いますので、手を広げすぎないよう気をつけたいところではあります。

稼いだお金は目先のコンディション調整に使う

稼いだお金は、コンディション調整に使うと決めています。

たとえば、外食に行く、仕事に使う道具を購入する、サウナや温泉に行く、といった感じです。

私は、貯金や投資が好きなタイプで、10万円程度の毎月の固定費の半分以上は投資関係です。

クラウドワークスでの収入も、ついつい将来のために使おうとしてしまいますが、目先の楽しみを重視するように気をつけています。

将来のことばかり考えていると、潜在的なストレスが溜まっていきますし、目の前を楽しめない人になってしまいそうな気がするのです。

心配性な私にとって、副業の稼ぎは気兼ねのない発散にはもってこいの存在です。

目先と将来のどちらに対してもモチベーションを保てる生活を送れるよう、私なりのシステムを構築したいと思っています。

まとめ

ここまで読んでくださりありがとうございます。

本日は、無理のない複数案件の対応方法をお話ししました。

みなさんがタスクと向き合う際の参考になることがあればうれしいです。

副業において、たくさんの案件に応募すること、1円でも多くの収入を得ることなどが目的になってしまいそうになることがあります。

そんな時に、本来の目的を思い出し、これからも一つ一つの仕事を丁寧に進めていきたいところです。



ではまた、次の投稿で。



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