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一番凄いのは誰だ?歴代バットマン総合能力最強決定戦

アメリカンコミックを代表するヒーローといっても過言ではない男、バットマン。

今回はそんな映画化された歴代バットマンの中でも一体、だれが素晴らしいのか?

改めて検証してみた。

前もって言っておくがあくまで実写映画に限定されるため、アニメイテッド・ドラマシリーズ・ゲーム・OVAなどは除外になっている。

あと「レゴバットマン」は見ていないのでランク外である。

エントリーナンバー1「アダム・ウェスト版バットマン」


1966年に公開された「バットマン オリジナル・ムービー」に登場するバットマン。

ダークヒーローの典型例であるバットマンだが、このバットマンは「能天気」である。

最終的に世界中に迷惑をかけるレベルのとんでもないことを行うが「俺のせいじゃない」といってロビンと逃げ出す始末。

戦闘力は歴代で中レベルだが、その精神力は最強クラスだといっていいだろう。

戦闘力:B(殴り合いで苦戦をすることはほぼない)

知力:B(バカではないが、賢いわけでもない)

精神力:S(メンタルは最強だ)

経済力:B (経済力はあるが、それを発揮している場面はない)


エントリーナンバー2「マイケル・キートン版バットマン」


1989年「バットマン」1992年「バットマンリターンズ」に登場。

改めてバットマンはダークヒーローであるという路線を決定的に確定させたバットマン

性格は冷酷で狡猾、笑顔とともに悪人を殺す冷たく過激なビジランテ。

しかし、これはあくまでどうしようもないクズだけで街のチンピラにはすぐに降伏を促すことから「悪・即・斬」という極端なものではなくもっと複雑なものになっている。

作中でジョーカーやペンギンに裏をかかれることがなんどもあるが、ペンギンの場合はそれを逆に利用することで勝利した。

どんな状況に陥ってもあまり焦らない冷静な性格の持ち主。

恋人がキャットウーマンだと知っても許すわけはなく、平気で捕まえようとするストイックな心の持ち主。

知力・精神力では実写版バットマンにおいては、最強の部類に入るだろう。


戦闘力:B(格上や意外な相手に苦戦することも)

知力:A(裏をかかれてもそれを利用し勝利する)

精神力:S(恋人が悪党でもへこたれない)

経済力:B (経済力はあるが、それを発揮している場面はない)


エントリーナンバー3「ヴァル・キルマー版バットマン」

1995年公開「バットマンフォーエヴァー」に登場。

今までのブルース・ウェインの中でも屈指の男前・コミュニケーション能力持ちの強者であるが、トゥーフェイス一味に追いかけられ殺されそうになるなど戦闘力はやや弱めである…。

トゥーフェイスのコインを利用した絡め手で倒すなど知力はまあまあだが…それ以外の場所でそれをうまくいかしている様子はない。

パーティーが好きなのか頻繁にパーティーを開いている。

戦闘力:C(正直、弱い)

知力:B(機転は効くが、知能派というわけではない)

精神力:A(コミュニケーション能力が高い)

経済力:A (上流階級へのコネは強い)


エントリーナンバー4「ジョージ・クルーニー版バットマン」


1997年公開「バットマン&ロビン」に登場。

役者がジョージ・クルーニーというだけダンディだが、ダンディなのは見た目だけでロビンをうまくいさめていなかったり、ポイズンアイビーの色仕掛けにあっさり攻略されたてロビンと子供のような喧嘩をしたりと、ろくなやつではない。

おまけに最終決戦ではあまり活躍していなかったり、アイビーの罠にひっかかって死にかけたりバカ丸出しである。

ヴァル・キルマーのブルースウェインと同等の存在なので、パーティー好きで上流階級ともコネがたくさんあるぐらいしか長所はない。


戦闘力:C(罠にはまり死にかける)

知力:C(色仕掛けにあっさりひっかかり)

精神力:B(ロビンを子供扱いしてるが、自分も子供である)

経済力:A(上流階級とのコネが強い)


エントリーナンバー5「クリスチャン・ベール版バットマン」

2005~2012年に公開された俗にいう「ダークナイト三部作」のバットマン。

高い人気と支持を誇るバットマンだが、実はその能力は低い。

まず、ヒロインに執着をしている。

レイチェルが好きすぎるあまり、バットマンをやめようとしている。

ついでにいうとあまり賢くはない。

バカではないが、ジョーカーにやり込められっぱなしで終わっているので減点である。

戦闘力についても、あれだけごついアーマーをつけているのにジョーカーの鉄パイプの一撃でダウンしたり、犬に追いかけられひきずられたりするなど疑問点がある。

不殺にこだわっているようにみえるが、影の同盟の何人かは殺しているのでそこまでこだわっていないのが実情だったりする。

しかしながら本作のウェイン産業は多国籍企業であるらしく、中国の経済界にも顔が利いたり自家用ジェットで世界中どこにいてもすぐに迎えに来てもらえるなど、その経済力は歴代でも最強クラスである。

また不思議と人たらしで、アルフレッドはもちろんルーシャス・フォックスという経済人までその部下にいる。

戦闘力:B(犬にすら引きずられるあたりマイナス1点)

知力:B(バカではないが、賢くもない比較的平均的)

精神力:C(彼女に依存している)

経済力:S(多国籍企業のグループ会長)


エントリーナンバー6「ベン・アフレック版バットマン(A)」

2016年公開「バットマンvsスーパーマン」2020年公開「ジャスティスリーグ」に登場するバットマン。

身長196㎝と歴代最大級で、20年にわたり戦い続けた上に筋肉もりもりであるため戦闘能力は歴代最強クラスであるが、知能が弱い。

あっさりとレックス・ルーサーに正体を突き止められている。

また、ジャスティスリーグを一度解散寸前に叩き落しているため人望も低い。

アマンダ・ウォラーを裏で操っていたことがわかったが、別にそれがそのあとの世界にいい影響を及ぼすというわけではない。

この後紹介する「ジャスティスリーグスナイダーカット」の個体と比較するためAと分類する。


戦闘力:A(戦闘力は高いが、超人に苦戦する)

知力:C(ルーサーにあっさり正体がばれている)

精神力:C(母親がマーサという名前で納得するバカ)

経済力:A(特務機関の司令官であるアマンダを裏で操る財力)


エントリーナンバー7「ベン・アフレック版バットマン(B)」

2021年に配信された「ジャスティスリーグ:スナイダーカット」のバットマン。

まずAのバットマンと違い、人望が高い。

ほぼジャスティスリーグの司令塔と君臨し、Aとは違い途中で解散寸前になるようなもめごとを起こさない冷静沈着な性格をしている。

またさらに、Aのバットマンと違うところがある。

Aのバットマンはパラデーモン一体に苦戦を強いられていたがこのBバットマンはパラデーモン数体を圧倒する高い戦闘力を有している。

このことからこのバットマンBは歴代映像化バットマンの中では最強レベルの個体であることがうかがえるだろう。

経済力も高く、今回は超人たちをその財力でバックアップしている。

「ジャスティスリーグ」のリーダーとしてふさわしい頼れる男になっている。

戦闘力:S(パラデーモン数体を圧倒する高い戦闘力)

知力:B(その知能の高さで超人たちをバックアップ、作戦立案している)

精神力:B(超人相手に喧嘩をしない落ち着いた大人になっている)

経済力:S(ジャスティスリーグの超人たちを完全に補佐している)

エントリーナンバー8「ロバート・パティンソン版バットマン」

2022年公開「ザ・バットマン」のブルース・ウェイン。

歴代でもっともいろんな意味で若く未熟なブルース・ウェイン。

しかし年齢は30歳ぐらいらしい。

ほかのバットマンと違い、悪人を殺さない。

戦闘力はそのバットスーツはほぼ耐久力が高く、銃弾を受けても弾ききっている。

しかし、それでもリドラーの部下数人にリンチされているので経験が乏しくうまくその強いスーツをいかしきれていない。

おまけに、余計なことを言ったりコミュニケーション能力は低くほぼヒッキー状態であったり、リドラーのなぞなぞにすべて対応できなかったり知力は低めだ。

ウェイン産業もノーランやスナイダーのそれとは違い、せいぜい地元の有名人程度のものしかなく大物らしさが薄い。

戦闘力:B(バットスーツの性能はいいが、それをうまく使えていない)

知力:C(空気が読めない、なぞなぞに一部対応できない)

精神力:C(作中序盤はほぼヒッキーだった)

経済力:B(経済的に苦労はしていないかもしれないが、うまく扱えてるかは…)


結果発表


では、だれが最強でしょうか・・・・

選考の結果、エントリーナンバー7の「ベン・アフレック版バットマンB」が最強になりました!!!

いやーやはり、スナイダーカットのバットマンはすごいですね。

ザック・スナイダーにバットマンもっとやってほしかったですねえ…残念です。


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