Bat in the sun の新作が公開されていた件について…
中高時代にハマっていた自主制作アメコミ映画プロダクションの「Bat in the Sun」の最新作である「BATMAN: DYING IS EASY」が公開されていた。
あらすじはゴッサムシティでおきていた警官の連続殺人事件、その捜査の依頼をゴッサム警察のハーベイ・ブロックからされるバットマン。
彼はその陰にジョーカーの存在があることに気が付く…という内容。
本作の監督であるアーロン・シェーンケさんはなんと10年以上前からバットマンの自主制作映画を作っている古強者である。
さらに、驚くなかれ…まだ38歳なのだ!!!
つまり、本作は10代のころからずーっと製作していういわば彼のライフワークのようなものである。
10年以上続ければなんとやら…だが、なんとハーベイ・ブロック役はマイケル・マドセンが演じている。
これにはちょっとびっくりだった。
マイケル・マドセンといえばレザボアドッグスのあいつですよ!!!
確かにあの頃に比べ格は落ちたかもしれないが、生半可な自主制作映画じゃ絶対出ない大物です。
さらに一瞬しか出てこないが、リドラー役はあの…ダグ・ジョーンズだ!!!
かなり豪華になっている。
10年の間に着々と力をつけているのだろう。
あとそうそう、忘れちゃいけない主役のバットマン。
これがね…ぶっちゃけかなり最高なんですよ。
まんまコミックの世界から出てきたような感じでしょ!?
演じるケビン・ポーターさんはちなみにこんな顔。
もうコミックのまんまだよ!!!
アーロン・シェーンケ氏は自身のシリーズ作品の中でジョーカーを演じている。
ヒースやジャック、ジャレッド・レト…ホアキン・フェニックスが演じてきているが、ビジュアルに関しては完全に氏のジョーカーがベストであるといえるだろう。
彼の最高傑作は個人的には「Patient J」だ。
本作では最後にナットキングコールの「Smile」が使われているが、恐らくホアキン・フェニックスのジョーカーに大きな影響を与えたのではないかと思う。
それどころか、ヒースレジャーのジョーカーが世に出る前からシリアスで邪悪なサイコパスとしてのジョーカーを完全に映像化している。
これにはちょっと驚きだ。
ノーランもみているんじゃあないかまじで。
彼の作るバットマンシリーズはいつもダークでバイオレンスで子供であろうと容赦なく死ぬ無慈悲な展開が目立つ。
特にジョーカーの手で無慈悲に惨殺された少女の死体が見えるシーンはあまりのグロテスクさにのけぞってしまう。
そんなわけで自主制作映画も奥が深いアメコミの世界…。
盆休みにますますはまってみてはどうだろうか?
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