映画業界はコロナ以降と以前ではどうなるのか・・・・寝る前にちょっと考えてみた。
コロナウィルスで大きな激変が起きている国際社会。
当然映画業界もその煽りを受けており数多くの映画が上映停止になっている。
これはあくまで寝る前の一考察であり、そこまで深くは語らないが俺が思うに三つの変化がおきるのではないかと思っている。
1.ハリウッドの中国市場からの撤退
まず考えられるのは中国市場からの撤退だろう。
アメリカは本気で中国に対してキレている。
このコロナウィルスは元をただせば中国が原因であり、習近平及びその下僕となっているWHOにはトランプのみならずキレている政財界の人間は多くいるだろう。
ただでさえ中国への風当たりが強くなっているアメリカにおいてハリウッドだけ何呑気に中国に媚び売ってるんだとなってしまっては手遅れだ。
ありえるのはハリウッドが中国市場から撤退することだろう。
考えてみれば近年のヒット作である「ボヘミアンラプソディー」にしろ「ジョーカー」にしろ中国市場を必要としていないヒット作もできつつある。
米中間の争いは激化していくこと請け合いだろう。
しかし、中国マネー目当てで作られていた多くの企画はここで没になってしまう可能性がある。
少なくともレジェンダリーは大ピンチだろう。
2.ゾンビ映画及びウィルス関係の映画は当面自粛
これが最も痛いことだ。
ゾンビは映画のみならず世界中でゲームやドラマなどでメインカルチャーとして人気がある。
あの吸血鬼を蹴落としてホラーアイコンにすらなっていたほどだ。
しかし、現実が創作を超えてしまった以上かつての筋肉アクション映画が9.11以降駆逐されて行ったことなどを考えればコロナ以降はゾンビ映画がそれになってしまうだろう。
1万人死んだトラウマは永遠にアメリカの中で残っていくことだろう。
天国でジョージ・ロメロは悲しんでいるかもしれない。
長年、映画の中で警告していた事態がまんま現実になってしまったのだ。
ゾンビの代わりとしてそのホラーアイコンを奪うのはサメか怪獣かピエロになるのではないだろうか。
ある意味では悲しい話である。
3.経済恐慌からのホラー映画躍進
とはいえ、悪い話ばかりではない。
アメリカにおいて、経済恐慌が近づけば近づくほどホラー映画は勢いを増していくのだ。
ITのようにただいまホラー映画がアメリカで流行していることから考えてればコロナ以降怒るであろう経済恐慌の世界では優秀なホラー映画がさらに作られて行くのではないだろうか。
アメリカ社会が混沌としていた70‐80年代のようなホラー映画の時代が来る可能性は極めて高いだろう。
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