アメリカ政府閉鎖を先延ばしにしただけなのにペロシ下院院長を英雄扱いするアメリカインテリ層やリベラルの頭の悪さに辟易した。

巷ではまたトランプのことが話題になっている。

先週話題になっていたのが、アメリカ政府閉鎖が懸念されていたが、とうとう「折れた」「譲歩」した形になった・・・・というのが表向きの話だ。

壁の予算なしでアメリカ政府の予算案を決めるとペロシ院長は息巻いているが、非常事態宣言をすれば簡単に予算がつけられる・・・・それに政府再開といっても所詮、3週間限定の猶予期間だって話だ。

メディアや反トランプ派は大々的に「トランプ敗北」と打ち出しているが、そもそもこれについてはあくまで数週間限定の「つなぎ予算」ということであって少なくとも2月二週目以降はどうなるかわかったものではない。

この記事でもいっているが、そもそも2月15日以降再びアメリカ政府が閉鎖する可能性は消えてなくなったわけではない。

これを大々的に「トランプに対する勝利」といっているアメリカのインテリ層には本当に「言ってるんか?君ら?」と声を大にしていいたい。

ちなみにこの記事では「壁」では移民の解決につながらないと語っている、その上で無責任に移民を受け入れるのもどうかといっている。このトランプvsペロシの内紛関係についてはこのライターが一番正論をいっているのではないか・・・と思う。


個人的な意見をいわせてもらえば、トランプを消極的に応援している俺の立場から言えばトランプ氏は柔軟な姿勢をみせてほしいしペロシ院長についても同じことがいえる。

おそらくメディアに対する弾圧がすごいトランプに対抗するために「アメリカ史上最も弱腰な大統領」とか「トランプが負けた」という感じで空気を入れているメディア関係者だが、そういったことが逆にアメリカの分断を大きくしているのではないかとさえ僕は思っている。

もっというなら、はっきりいえばトランプや支持者を「知能が低い」を馬鹿にしてきたアメリカのインテリ層たちは本気でこれがトランプの勝利なのか今一度考え直してほしいところだ。

揚げ足をとるのではなく、「壁がダメなら国境警備を増強する・・・」といった代案がたてられないようでは正直、アメリカの政治は共和党・民主党そろって終わってるなあ・・・としかいいようがない。

そして、このまま不法移民を放置しているのは一番最悪な状況であり代価策を考えられないアメリカのリベラル層は正直終わってるのではないかと失望してしまう。


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