見出し画像

人の適応能力が仇になった話

以前、Switch買ったのに忙しさと3D酔いのせいで全然できないって話をしました。

忙しさは以前と変わりませんが、それでも最近は毎日やるようになりました。別に仕事を後回しにしているわけではなく、ゲームをした方が単純に生産性が上がったからです。

以前はゲーム欲を別の形で発散していました。例えば動画サイトでレトロゲームのRTAや縛りプレイの動画を見たり、スマホのソシャゲで気を紛らわせたり。

ただ、本来の欲求が満たされるわけではないので、ついダラダラと時間を浪費した挙句、どこか心のモヤモヤは消えないままです。やっぱりコンシューマーゲームでじっくり腰を据えてプレイしないと落ち着かない。

それで思い切って再びSwitchに手を出したのですが、これが思ったよりはるかにQOLを上げる結果になりました。

やはり3D酔いは生じるので1日30分くらいが限度ですが、その30分はとても楽しい充実した時間で、非常に心が満たされます。

朝起きてから夕方まで在宅で仕事をして、夕食後にゲームをする。3D酔いで軽い頭痛やめまいや気分の悪さ等はありますが、ああ楽しかったなーといい気分で寝床に向かえます。

ゲームをするために夕方までに仕事をさっさと切り上げようとか、終わらなかったらもう明日にしちゃおうとか、おかげで仕事と遊びの時間のメリハリもつくようになりました。

我慢のしすぎは身体に悪いだけじゃなく、生産性も下げるんですね。この歳になってまた一つ学びました。

ただ、最近は別の悩みもできました。身体が3Dに慣れてしまって、あまり酔わなくなってきたのです。

肉体的に30分という限度があったからこそ上手く仕事とゲームの時間のバランスが取れていたのに、この前なんて気がついたら2時間近く遊んでいました。

RPG系のゲームは中盤くらいになると行動範囲や遊びの幅がどんどん広がっていくので、放っておくと止まらなくなっちゃうんですよね。

人間の適応能力は素晴らしいものですが、今回ばかりはちょっと手放しで喜べず、頭を抱えています。

仕事の処理能力も、これくらい短期間で向上してくれたら言うことないのですが…

やれやれ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?