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Zipにでた!!~本当の本当に少しだけ~

2月5日に放送された『Zip』のワンコーナー「街録リアルインタビュー」に本当にちょろっとだけ出ました!
「人生で初めてTVに出た」
これはすごいことだ、トータル10秒にも満たず、僕自身は一言も声を発していなかったとしても…

インタビューをされたのは去年の12/24。そう、まさに世間様はクリスマスムード。
彼女とのんびりと浦和のPARCOでウィンドウショッピングを楽しんでいた時、ふと声を掛けられインタビューを受ける流れとなった。題材は「乾燥する季節のハンドケア」について。
「男女のペアに聞くかね!?」
内心思いはしたが、彼女はネイルをしていることもあり、
「ネイルオイルでケアしてますよー」
的な回答をしていた、普段ずぼらな彼女がそんなことしているとは知らずに若干驚いた。
どんなに取り繕っても女性はすべからく「女の子」なのだ、男はゆめゆめ忘れてはいけない。
かくゆう僕は「お兄さんは何かハンドケアされていますか?」という質問に対して、
「すいません、なんもしてないですねー…アハハ」で早々に会話を終わらせてしまった。
出来ることなら僕だって「肌のコンディションに合わせて3本の化粧水を使い分けているんですよー」
くらい語って向こうの気を引きたいさ…本当にそうだったらね!!

ADの方が相槌を何度か打ち、お礼をのべていただいたので、街頭アンケートみたいなやつだったのかなぁと思いなんとなく立ち去る流れに入ろうとしていた矢先。
「今の話もう一度カメラの前でしていただけますか?」
とのこと。
これちゃんとカメラで撮るやつだったのね!?
へこへこしながらも快諾、インタビュアーの女性が「よろしくお願いします。」と丁寧にあいさつをしてくれた。ほどなくして撮影スタート。僕たち二人は「ハンドケア」について聞かれると思い、悠長に構えていたらインタビュアーさんからの第一声は、
「いやー、本日はクリスマスですが、そんな日にお二人でいるってことは…!」
わーお、ハンドケア以外の話もするのね! そりゃそうだよね。
僕は横目で彼女の出方をちらりと伺った。ちなみにインタビュー時の立ち位置は右からインタビュアーさん、彼女、僕の順だ。この題材に対しての手札が一枚も無い僕がインタビュアーさんから離れた位置に行くのは当然だ、必然、質問は彼女へと向かうことになる。

彼女はわかりやすくテンパっていた。

僕は心の中で頭を抱えた。外から出しゃばる形にはなってしまうが仕方がない。
「お付き合いさせていただいてますよね? 〇〇さん?」
「は…はい!」
この時点で使われることはないだろうなと確信した。

まぁ最初こそくじけたものの主軸である「ハンドケア」について話題がシフトし円滑とはいえないものの話が進んでいく。ちなみに僕は首をコクコクさせたり、たまに「へ~」という程度のものだ。

インタビューも終盤にさしかかり、締めの一言を探しているような状態のなか、プロデューサーらしき方がインタビュアーさんになにやら耳打ちした。“ふんふん”とうなずき、お姉さんがおもむろに
「ありがとうございました! ちなみにそのネイルは誰のために…?」
二度目の「わーお」、である。僕は生まれてから今までネイルをしたことはない、だが誰の為かなんてすぐ分かる。絶対に「自分の為だ」しかし同時にこの問いに対しての解もわかる。「彼氏の為」であろう。
僕は固唾をのんで彼女見守る。
彼女はすべての回答を放棄し「アッ…アッ…」と小さく声を発していた。
分かる…分かるよ…自分の為だよね。
変にまじめな彼女はプロデューサーの意志をなんとなく察しながらも、ここで自分を曲げるのはいかがなものかで葛藤しているのであろう。
ここで助け舟をよこせずに何が彼氏だろうか。
僕はすかさず
「以前自分の為って言ってじゃないですか~、やっぱりお世辞にも僕の為とは言ってくれないですよねー、ハハハ」
彼女はコクコクとうなずいていた。

そんな感じでインタビューは終わった。時間にして15分くらいだったと思う。
インタビューで疲れ切った僕たちは、ショッピングを続ける気にはなれずそそくさと家路につきしっかりと昼寝をした。そう考えるとタレントさんたちの体力、精神力ってすげーぜ。素直に尊敬する。
そんな僕らのわちゃわちゃがぎゅっと詰まった10秒と考えると見え方もかわってくるのではないだろか?

この動画をスタジオの牧大が見てくれていると思うとドキドキするぜ。

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