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Gastronomy Tourism-長良川 鵜飼船遊び-

岐阜県長良川。大人の船遊び。
1300年の歴史をもつ長良川の鵜飼。鵜匠の6軒が今も伝統を守り続けている。

鵜飼の歴史は古く、古墳時代から鵜飼により川魚の漁が行われていた、とか。7世紀の古事記・日本書紀にも記されている。日本の伝統的な鵜飼漁を浴衣を着て楽しむ大人の船遊びは、風情を感じる。

尾張の武将、織田信長が、鵜飼を「見せる(=魅せる)」ことで、おもてなしの手法として最初に取り入れた、のだとか。

岐阜城下町、長良川エリアは、日本文化遺産ー信長公のおもてなしーとして認定されており、岐阜城を訪れ、織田信長のおもてなしの心を感じた。
「織田信長は軍事要塞だった城に、魅せる という独創性を加え、岐阜の城下一帯を最高のおもてなし空間としてまとめあげた(岐阜城での説明文)」 

いまでは、飲食店や日本のあちこちで活用されている「おもてなし」
日本のおもてなしの心は、この岐阜、長良川エリアからはじまったのかもしれない。

おもてなし、といえば、川原町泉屋で食す天然鮎のコースは格別。
鮎は苔を食べる。
だから、鮎の味は苔の味、苔の味は水の味、
これぞテロワールだと。

Gastronomy Tourism Institute
Naomi Sugiyama
ガストロノミーツーリズム研究所
杉山尚美

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