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ASD次男との家族旅行 2

有料記事で投稿した記事の続きになります。
ASD次男の育児日記的な記事ですが、家族で旅行に行くとなると事前準備から、行った先での楽しみ方などを日記風に綴っています。
前回記事では家族の写真や視覚支援のカード等も投稿しているのでクローズ投稿にさせてもらっています。
今回の投稿は小豆島に1泊2日で旅行した、2日目の記事になります。
家族写真などは2日目含めて前回記事に投稿していますので、写真の添付は少なめですが、差しさわりの無い写真を挟みながら綴ります。

2日目は大雨の中の観光でした。
残念ながら雨の中でも楽しめてよかった!といえる観光地には巡り合えませんでした(;^_^A

醤(ひしお)の郷

小豆島にはたくさんの醤油メーカーがあります。
そんな中、醤油記念館というのがあり、そちらにお邪魔しました。
マルキン醤油は小豆島の中でも大きい醤油メーカーで、ご存じの方も多いと思います。
昔(明治時代)の醤油づくりの道具の展示や作り方の説明など、たくさん展示されていて子どもでも楽しめる作りになっていました。
短時間で回れますが、雨宿りというほどの時間はかかりませんでした。
順路通りに回るので、次男もあまり混乱することなく巡っていきましたし、触ってはいけない展示品がすくなく、体験型(触れて体験する)の展示が多く自閉症の次男に過度なストレスがかかりませんでした。
お醤油屋さんになりきれるコスプレもあり、レアな体験でした。
ちなみに小豆島に醤油メーカーが多い理由は、現在の立地条件では逆なので「なるほど」と思わされます。

丸金醤油記念館
展示物
以前使われていた展示が多い


小豆島醤油の起源は、記録には残っていませんが、通説では文禄年間(1592~1595)と言われています。小豆島では、中世以前から製塩業が営まれ、元禄時代の生産量は赤穂に次ぐ第2位でした。しかし、江戸時代後期になると瀬戸内海各地で生産過剰となり、塩を主原料として活かす事の出来る醤油業へと転換するようになりました。また、当時の輸送手段は、船が中心であり、海上交通の要所であった小豆島は大豆や小麦を手に入れやすく、島外に売り出しに行きやすかったこと。温暖少雨な気候が醤油造りに向いていたなど、様々な要因が小豆島の醤油業の発展を促しました。

小豆島醤油協同組合


醤油記念館横のお土産売り場では醤油ソフトクリームを購入されている方が多く看板メニューっぽかったです。
記念館入館記念のお醤油を1本もらえるので入館料もリーズナブルだと感じました。

ただ、家で愛用している醤油は丸金醤油ではなく、丸島醤油を愛用しているので(小豆島産)自宅用やお土産用に購入する醤油は丸島醤油本店まで向かいました。
本社は事務所兼店舗の為、店舗スペースがとても狭いのですが、品揃え自体は全ての商品を揃えていました。
また本社の方が説明してくれるので、わかりやすく、試飲をしてみると味の違いが明らかで、これは行ってよかったと思いました。
(ちなみに次男はすぐに車に戻りました)
個人的にはとてもお薦めしたい醤油メーカーです。 
観光スポットではないのですが小豆島の観光スポットで検索しても出ないので、あえて行ってみるのもいいと思います。

丸島醤油本店


オリーブ公園

観光地としては最終に訪れたのがオリーブ公園です。
こちらは魔女の宅急便のキキになりきれるスポットもありジブリ好きの方がよく訪れる観光地です。
魔法のほうきもレンタルでき、風車の前で撮影すると魔女宅の気分になれると思います。

小豆島に最初に植樹したオリーブ
撮影用に借りれるほうき
魔女宅風のお庭

が、天候の悪い日にはお薦めできません。
私が行ったタイミングは最悪でした。大雨だけでなく海が近い丘にあるので風も強くてとても散策など出来ませんでした。
それでもギリシャ風車、オリーブの原木など見るべきところはしっかり押さえました。
建物の中は博物館風で見るところもあるのですが、わざわざ訪れる程・・?と感じました。公園の散策と一緒に見て初めてよかった・・と感じるところです。
お土産売り場や飲食ブースは一定充実しています。
ぜひ天気の良い日に行ってみてください。
オリーブ色のポストもあります。

オリーブポスト
館内の様子
島々が見渡せて絶景

島での最後の昼食

そのあとも色々と予定を考えていましたが、雨脚が強く、無理して回ったオリーブ公園で濡れてしまって、ご飯を食べて帰ろう・・といった話になりました。
日帰りでも何となく見どころは回れるので、2日目は半日ぐらいでちょうどよかったかもしれません。
おひるごはんは千枚田近くのごはんやさんを予定していましたが、これも雨で断念し、近場をグルグル回りながら探しました。
次男にはスケジュールや視覚支援を使えず行き当たりばったりでのお店になったので少しストレスをかけてしまいました。

次男は麺類が好きです。
急な変更でも“うどん”、“ラーメン”であればすんなりと受け入れてくれます。
そこでラーメン屋を探しました。
たまたま入ったラーメン屋さんがうんちくが沢山貼ってあって個人的には好きなお店でした。

昼時は混雑していて待ち時間もありました。店内で待てないので外で待つことになりますが雨をしのぐ軒がないので車の中で待ちました(私一人だけ、入口で待って)
味の濃いラーメンの上に醤が乗っていて、さらに味が濃くなった印象のラーメンでした。美味しいのですが、小豆島で食べた食事はどれも(素麺以外)濃い印象でした。

小さな店構えながら店内は広いです
メニューは抱負
ポピュラーなひしおラーメン

帰りのフェリー 帰路

15時過ぎのフェリーで早々に小豆島を後にすることにしました。
フェリーは行きとは違う船でしたが、こちらはテーブル付きのソファタイプの席が窓際にたくさんあって、とても快適に過ごせました。
行きはからかい上手の高木さんのラッピングフェリーでしたが帰りはポケモン(ヤドン)のラッピングがされていました。
時間が中途半端だったおかげもあり、船内は空いていて快適でした。
これが17時頃のフェリーならもっと混雑していたかもしれません。

行ったところの日記的な投稿になってしまって、自閉症次男への支援のことなどはあまり記事にできませんでしたが、次男の支援だけでなく、同行した我々家族も一緒に楽しめたのは良かったと思います。

小豆島はバスや公共交通で回っている方もいらっしゃいますが、自家用車、もしくはレンタカーが便利です。
道も整備されていますし、主要な観光名所は道路がいいです。
サイクリングという手もありますが、車で行って自転車をレンタルしたり、車に積んでいくのがいいと思います。

今回の小豆島家族旅行ではグルメのお薦め店があまりありません(-_-;)
(あくまで私の味覚での主観です)
最初に昼食で寄った 銀四郎素麺はお薦めです。
次回行く際には美味しいスポットを探し当てたいと思います。

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