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チャットワークのメッセージをスプレッドシートに自動保存する方法

GASラボではどなたでもご利用いただける自動化ツール・AIツールを企画・開発しています。
これまで企画開発したツール一覧は下記のページでご覧下さい。


チャットワーク(Chatwork)を無料プランで利用している方で、過去のメッセージを保存しておきたいという方は少なくないでしょう。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、チャットワークの現在の仕様では、無料プランだと直近40日以内に投稿された最新5,000件のメッセージのみが閲覧できます。

参考:2022/09/06 - フリープラン グループチャットの利用上限数撤廃のお知らせ

つまり、無料プランでご利用中の方は、過去のメッセージの一部しか閲覧することができません。

チャットワークを無料プランで使いながら、過去のメッセージを確認できるようにするためには、Googleスプレッドシートにメッセージ履歴を自動保存できると便利です。

そこで今回GASラボでは、チャットワーク(Chatwork)のメッセージをGoogleスプレッドシートと連携して自動保存できるツールを開発しました。

本ツールを使えば、チャットワークを無料プランでご利用されている方でも、過去のメッセージをチェックすることが可能になります。

チャットワークを無料プランのまま過去のメッセージを確認できるようにしたい方、過去のメッセージをGoogleスプレッドシートに保存したい方は、ぜひ本ツールをご利用ください。

本記事では、「チャットワークのメッセージをスプレッドシートに自動保存する方法」として、今回GASラボが独自開発した「チャットワーク×スプレッドシート連携メッセージ自動保存ツール」を紹介します。

チャットワーク×スプレッドシート連携メッセージ自動保存ツール

チャットワーク×スプレッドシート連携メッセージ自動保存ツール

本ツールは、チャットワーク(Chatwork)のメッセージ履歴をGoogleスプレッドシートに自動で保存することができるGAS自動化ツールです。

チャットワークのアカウントが有料プランの方、無料プランの方どちらでも本ツールはご利用いただけます。

本ツールは、チャットワークのメッセージを自動でGoogleスプレッドシートへ保存する際、自動保存したいチャットルームを任意で選択・指定(複数可)することが可能です。

また、メッセージの保存先となるGoogleスプレッドシートも、任意で指定できます。

さらに、チャットワークのメッセージに添付されているファイルをGoogleドライブへ一括保存できる機能も搭載しておりますので、メッセージだけでなく重要なファイルの保存も可能です。

なお、本ツールは「買い切り型」ツールのため、購入後に月額料金など別途支払いが発生することはありません。

Googleスプレッドシートがご利用できる環境があれば、パソコンのOS(WindowsやMacなど)に関係なく、ツールはご利用いただけます。

チャットワークを無料でご利用されている方、プランに関係なく過去のメッセージやファイルをGoogleスプレッドシートに保存したい方、ノンプログラマーの方におすすめのツールです。

今回開発したツールは本記事をご購入頂いたお客様に配布いたします。
(※有料部分に配布ページのURLを掲載)

【ご購入者様限定】安心の使い方サポート付き!
ご利用時に不明点がありましたら、使い方を無料でサポートさせていただきます!

【note限定】GASラボの「返金申請制度」のご案内
初めて購入されることにご不安をお持ちのユーザー様に配慮し、
GASラボがnoteにて有料で販売しておりますツールにつきましては、全て「返金申請を受け付ける」設定にしております。

noteの仕組み上ご購入後24時間以内でしたら、返金申請ができるようになっております。

参考:noteの返金機能に関する記事
https://note.com/info/n/n0dc70d30b512

参考:GASラボのおすすめ自動化ツールのご紹介

GASラボでは、自動化ツールを100種類以上企画・開発しております。チャットワークやスプレッドシート関連の自動化ツールも複数ご用意しております。複数のツールをご利用される場合は、お得なツールセットがおすすめです。


チャットワーク×スプレッドシート連携メッセージ自動保存ツールの3つのPOINT

今回開発したチャットワーク×スプレッドシート連携メッセージ自動保存ツールの主な特徴を3つのポイントにまとめて紹介いたします。ツールの仕様を要点でご理解いただく上で、ご確認ください。
※ツールの詳細な仕様は下記の記事をご覧下さい。

POINT1:チャットワークのメッセージログをスプレッドシートに自動保存

チャットワークのメッセージログをスプレッドシートに自動保存
  • 事前に指定したチャットワークのチャットルームのメッセージをスプレッドシートに自動保存(自動エクスポート)できるツールです。

  • メッセージを自動保存するスプレッドシートは任意で指定することができます。チャットルームごとに保存先のスプレッドシートを分けることも可能です。

  • 初期設定をしてしまえば、自動で処理されるようになるため、ツールを常時開いておくことや、PCを開いておく必要はありません。

POINT2:添付ファイルの一括保存機能あり

添付ファイルの一括保存機能あり
  • メッセージに添付されているファイルをGoogleドライブに一括保存することができる機能も搭載しております。

  • ファイルごとに保存先となるGoogleドライブのフォルダを指定することも可能です。

POINT3:画像付き設定マニュアルがあるので、初心者でも安心!

画像付き設定マニュアルがあるので、初心者でも安心!
  • 本ツールは情報の取得・操作にチャットワークAPIを利用しております。

  • 初心者の方でも簡単にAPIの設定や本ツールの利用のための設定ができるよう、画像付きの丁寧なマニュアルを用意しておりますので、ご安心ください。


チャットワーク×スプレッドシート連携メッセージ自動保存ツールのご利用イメージ

今回開発したチャットワーク×スプレッドシート連携メッセージ自動保存ツールのご利用イメージを画像を用いて紹介いたします。
詳しい設定方法については下記のマニュアルにもまとめておりますので、併せてご覧ください。

STEP1:ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー

ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー

本ツールは、GAS(Google Apps Script)の自動化スクリプトが実装された「Googleスプレッドシート形式」のツールです。
ツールは「閲覧権限のみ」に制限されていますので、はじめに「ファイル」→「コピーを作成」をクリックして、ツールのコピーを生成したうえでご利用ください。

STEP2:チャットワークAPIの利用設定

チャットワークAPIの利用設定

本ツールはチャットワークAPIを利用して各種データを取得しますので、最初にチャットワークAPIの設定が必要です。
チャットワークのAPIトークンを発行・取得して、本ツールの「設定」シートにある「Chatwork API トークン」の欄に貼り付けてください。

※参考:ChatWork APIの利用に必要な「ChatWork APIトークン」の取得方法は下記のChatWork公式ページにて、ご確認いただけます。
・APIトークンを発行する

STEP3:「チャットルーム一覧を更新」を実行&メッセージ出力設定

「チャットルーム一覧を更新」を実行&メッセージ出力設定

チャットワークAPIの設定が完了したら、本ツール独自の「メニュー」→「チャットルーム一覧を更新」をクリックしてください。
「チャットルーム一覧を更新」を実行すると、本ツールの「チャットルーム一覧」シートにご自身が所属するすべてのチャットルーム一覧データが出力されます。
「チャットルーム一覧」が出力できたら、「出力対象」「出力先スプレッドシートURL」「出力シート」の3点を設定してください。

STEP4:「Chatworkをエクスポート」メニューを実行し、動作テスト

「Chatworkをエクスポート」メニューを実行し、動作テスト

次に、「メニュー」→「Chatworkをエクスポート」をクリックして、本ツールの動作テストを行います。
「Chatworkをエクスポート」を実行すると、「チャットルーム一覧」シートの「出力対象」を「YES」にしたチャットルームのメッセージが出力先ファイルにエクスポートされ、「最新出力日時」が更新されます。

▼メッセージエクスポートイメージ

メッセージエクスポートイメージ


STEP5:メニューより「定期実行を開始」をクリック

メニューより「定期実行を開始」をクリック

STEP4の動作テストが無事に済んだら、最後に「メニュー」→「定期実行を開始」をクリックします。
これで、1時間ごとにメッセージエクスポート処理が自動で実行されます。

【Tips】アップロードファイルのダウンロード機能のご利用方法

本ツールには、チャットワークのメッセージエクスポート以外に、メッセージに添付されているファイルをGoogleドライブへ一括保存する機能もございます。
ここからは、添付ファイル保存機能のご利用手順をご案内いたします。

STEP1:メニューから「Chatworkをエクスポート」を実行

メニューから「Chatworkをエクスポート」を実行

「チャットルーム一覧」シートにて、「出力対象」「出力先スプレッドシート」「出力シート」の設定を済ませたら、「メニュー」→「Chatworkをエクスポート」をクリックします。
すると、「ファイル一覧」シートに、メッセージに添付されているファイルが自動でリストアップされます。
※既に実行済みであれば、本ステップはスキップいただいて構いません。

STEP2:ダウンロードしたいファイルの「ダウンロード対象」列にて「YES」を選択

ダウンロードしたいファイルの「ダウンロード対象」列にて「YES」を選択

次に、「ファイル一覧」シートにて、ダウンロードしたいファイルのJ列「ダウンロード対象」のプルダウンを「YES」に設定します。

STEP3:YESを選択したファイルに、ダウンロード先のGoogleドライブのフォルダIDを指定

YESを選択したファイルに、ダウンロード先のGoogleドライブのフォルダIDを指定

次に、「ダウンロード対象」で「YES」を選択したファイルのK列「保存先フォルダID」を入力します。

【参考】GoogleドライブのフォルダIDとは?
GoogleドライブのフォルダのURLの「/folders/」以下の文字列がフォルダIDになります。

<例>Googleドライブの特定のフォルダURLが下記である場合

https://drive.google.com/drive/folders/1SMuRQhtuZblVKnsZaUENUCArsITLl4XX
「1SMuRQhtuZblVKnsZaUENUCArsITLl4XX」がフォルダIDです。

STEP4:「メニュー」より「ファイルをダウンロード」を実行

「メニュー」より「ファイルをダウンロード」を実行

最後に、「メニュー」→「ファイルをダウンロード」をクリックします。
メニューを実行すると、指定したGoogleドライブのフォルダにファイルが一括でダウンロードされ、「ファイル一覧」シートの「ドライブURL」に保存先のURLが出力されます。

本ツールご利用上の注意点

  • 本ツールの利用には、Googleアカウント、ChatWorkアカウント、ChatWorkのAPI利用権限が必要になります。

  • 本ツールはChatWork APIを使用して情報を取得しております。場合によっては、一時的に情報が取得できない場合や、情報の取得が失敗するケースもございます。予めご了承ください。また、時間内の情報取得・操作制限もあります。これらのリスクについては、予めご了承ください。

  • 出力されたメッセージが大量になった場合、スプレッドシートの上限セル数に達する可能性もございます。スプレッドシートの上限に至った場合、出力先ファイルを変更するなどして対応して下さい。

  • 本ツールでは、定期実行を設定された場合、前回との差分となる新しいメッセージが追記される仕様となっています。

  • ファイルダウンロードを利用する場合、Googleドライブの容量にご注意ください。

  • 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。

  • 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。そのため取得するメッセージが大量である場合には、処理を完了できない可能性もあります。必要に応じて、チャットルーム一覧シートの「出力対象」を絞り込んで、ご利用ください。

  • ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。

  • 本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。

  • 本ツールはチャットワークAPIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、情報が取得・操作できなくなる可能性がございます。予めご了承ください。


チャットワーク×スプレッドシート連携メッセージ自動保存ツールの今後の更新について(2024年5月21日時点)

ツールの機能拡充の予定

基本的にユーザー様のリクエストをお伺いしながら機能の拡充に取り組んでいきます。是非、リクエストをお寄せください。

ツールの提供価格について

本ツールは「1,980円」でご提供します。
・機能拡充のタイミングなど、今後価格が変更になる可能性があります。予めご了承ください。

GASラボのその他のツール開発について

  • GASラボでは、チャットワーク×スプレッドシート連携メッセージ自動保存ツール以外にも業務効率化・自動化に役立つツールの開発を進めています。

  • 今後も新規ツールをリリースしていく予定ではありますので、ご興味がある方はnoteTwitterをフォローいただけると嬉しいです。


この先は有料コンテンツになります。ご購入された方に「チャットワーク×スプレッドシート連携メッセージ自動保存ツール」のリンクURLを公開しております。


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